その途端に凛久も、
「あれ…???」
ダニエル、
「ン~~~???」
にっこりと。
瞬間、凛久、思わずフィンガースナップ。
「あ~~。例の…、あの方…。社長の…。」
侑里、
「あ~~、あ~~、はいはい。元木~~。」
その瞬間、侑里、
「あっ。ねね、霧島君、彼女なんて…、どぉ…???」
「はい…???」
「ほら。今の…。」
「今の…???」
凛久、思わず右目を歪めて…、すると、
「へっ…???まさか…、川邉…さん…???」
侑里、
「ふん。…何かしら…霧島君とは…馬が合いそうな…。」
すぐさま凛久、
「いやいやいやいやいや。ないないないない。彼女、川邉さんは…ない。」
ダニエル、そんな凛久を見て、
「ン~~~???」
「彼女、子供さん…いますよ。」
侑里、
「へっ…???そうなの…???」
「えぇ…。だって、取材の打ち合わせの時。事務所の近くのカフェだったんですけど、途中でライン来てましたから…。あれ、多分、おばあちゃんからかな…。娘さんの画像と一緒に。」
そして凛久、
「何歳…だったかな…???まだちっちゃくて…。」
侑里、
「ふ~~~ん。結婚して…たんだぁ~~。」
けれども、
「でも…、彼女、指輪…、してなかったんだけどなぁ。」
凛久、
「えっ…???」
「まっ、とにかく…、元木七星、なんとかするしか…ないねぇ~~。」
凛久、目を微妙に動かして…、
「ふぅ~~~。」
薫子、恵津子に、
「では、事務局長、お疲れ様~~。」
恵津子、眼鏡を外して薫子を見て、
「ふん。お疲れ~~。あん、先生…これから…ジム…???」
「はい。」
「かかかか。しっかし…、頑張るね~~。凄いよ。」
薫子、
「ふふん。」
「私には…、まず…無理だわ~~。仕事した後なんて…、とにかく…、一杯…頂きたいもの~~。」
「かかかか。分かる、分かる。ん~~、でも…私は…、体、動ける内は、しっかりと…。…私は…その後に…、頂きますから~~。」
「先生は…偉いわ~~。それに、自宅にも…マシン、あるんでしょ。」
そんな恵津子に薫子、
「はい。しっかりと、使いこなしてますよ~~。ふふん。では…。お先に。」
「は~~い。お疲れ~~。」
薫子、トライアル・スクエアの受付で、
「こんにちは~~。」
受付の女性、
「こんにちは~~。」
薫子、女性を見て、
「…今日は…、富永さん…じゃ…ないか…。」
ネームプレートには、名前の上に、「研修生」の文字。
「…ふ~~ん、研修生…。」
そして自分の名前を記入して…。頭の中で、
「霧島…さんは…。まだ…か。」
まだ凛久の名前が記入されていない。その時、バッグのスマホに着メロ。
すかさず薫子、バッグからスマホを取り出し、画面を…。
「ふふ。」
「もしもし、薫子です~~。」
その瞬間、自分で、
「あっ。」
スマホの向こう、
「もしもし、成宮先生…???」
薫子、咄嗟に、
「あっ、はい。成宮です。」
一瞬、薫子、頭の中で、
「…下の名前で…。私…。」
スマホの向こうから凛久の声が聞こえる、
「トライアル・スクエア…、着きました…???…僕…、今、駅に着いて。これから…。」
薫子、
「うん。えぇ…、私は今、受付~~。」
「あ~~、分かりました~~。じゃ、後ほど~~。」
何かしら少しばかり鼓動が高鳴る薫子、
「は~~い、分かりました~~。後で~~。」
通話が切れる。
受付を離れる薫子。
受付の女性がその女性に一礼をする。
20分後、凛久、到着。
「お疲れ様です。」
薫子、
「お疲れ様~~。」
そして凛久は薫子とは異なり、別メニューを…。
そしてたっぷりと1時間半。
先に薫子が、
「ロビーで待ってる。」
凛久に声かけをする。
凛久、ウェイトマシンの真っ最中。薫子に眉を上下に、そしてニッコリと。
それから20分ほどして…。ベンチに座ってスマホを見ている薫子に、
「お待たせしました。」
薫子、
「わお、早~~い。」
凛久、
「先生に、声掛けられて5分後には、僕も終わりましたから…。」
その声に薫子、意地悪そうに、
「あら~~。ズルしなかった~~???…はははは。」
「と~~んでもな~~い。しっかりと…、メニュー熟しましたけど…。」
薫子、
「ほんと…???」
凛久、目の前に右手を縦に、
「神に誓って。」
「かかかか。行きましょうか。」
「はい。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.127. 侑里、「あっ。ねね、霧島君、彼女なんて…、どぉ…???」
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