体調が悪すぎて気持ち悪い日々を過ごしています。
すべては月のせい。
思考がぐちゃぐちゃと絡み合って体を労らない日には、こんな後味の悪い作品が恋しくなります。
遠藤周作の、なんかもう全然すっきりしない悶々とするような人間の描き方はあまりにリアルで、精神が健康な時に読むと気分が悪いのだけれど、今のわたしのようなぐちゃぐちゃとした頭で読むと、非常に癒されるのです。
ここ最近マンガばかり読んでいて、それもものすごく濃密な世界なんだけれど、文字だけを咀嚼して自分のものとして味わうという行為は、例えばマラソンとかストレッチとか、そういうものに似ているのかもしれないなぁと思います。
わたしにとってマンガ読むのは、鑑賞するって感覚。
本は、もうひと作業ある感じかな。
わたしこう見えて(どう見えてるのか知らないが見た目はチャラいと言われがち) 本好きの元・文学少女。
関係ないけど、初めて読んだ官能小説は母親から勧められた「出雲の阿国」です。
…官能小説じゃないんだけど、中2女子には驚きの描写の数々。
げ!これ娘に勧めていいの?
そーゆーの大嫌いじゃん、おかん!てな物語。
母は出雲出身だというだけで阿国をリスペクトしていたんですが、読んでみてびっくり。
およそ、母が大嫌いであろうキャラクターこそ、阿国だったから。
しかもだいぶ官能的なんだよね、あれ。
我が家は、TVドラマとかでエッチなシーンが少しでも出てこようものなら即、
「なんでこんな下品なものやってんの、変え!」
と、強制的にチャンネルを母に変えられる家だったので、
オカン、あの本ちゃんと読んだんやろか?
という疑問を抱いていましたね。
あ、話それたけども
というわけで、わたしは後味の悪い作品が大好きです。
さわやか学園恋愛ドラマとかより。
