後藤です指差し

「助けてほしいんです…」

昨日、7月10日
一本のお電話から始まった、小さな命との出会いでした。

知り合いの方から私の連絡先を聞いたという飼い主さん。
 飼育していたオス・メスの家猫に不妊手術をしておらず、生まれてしまったとの事です。
ところが1頭だけがどんどん痩せてきているとのこと。

最初はミルクの飲ませ方や育て方について相談を受けていて、一緒に頑張ってみましょう!とお話をしていました。
けれど数時間後、「どうしても上手く育てられなくて…」と、夜に小さな乳飲み子を連れて来られました。
生まれた時は78gあった体重は、5日間で59gまで減っていました。
 目の前にいるのは、今にも消えてしまいそうな小さな命。 
正直、ここまで体重が落ちてしまうと、私たちでも助けられるかどうか分からない、とても厳しい状態です悲しい



飼い主さんは

「一時的に預けて元気になったらまた家に連れて帰れる」

と考えて連れて来られたようです。


ですが、この状態では「預かる」という形では責任を持って治療や育成を進めることができません。
命を守るためには、飼育の責任を正式に引き継ぐ必要がありました。





「今、一番大切なのは、この子の命です。 このまま連れて帰れば、助からない可能性があります。 どうか、この子が生きるための決断をしてください。」 
そうお伝えしました。 
長い時間悩み、最後に飼い主さんは
 「この子の命を助けたいです。」
 そう言って、この子を託してくださいました。 
もちろん、家猫の不妊手術を約束しました。

 小さな59gの命。 
どうか大きくなってほしい。 
元気に走り回れる日が来てほしい。 
そんな願いを胸に、今、一滴ずつ口に入れて飲み込ませています。

体重が5日間で30%ほども落ちています。
おしっこも出てきませんでした。

脱水と低血糖になっている事、そして、たくさん一気に飲めないことを考えて、今晩は30分置きにミルクを口に入れていきます悲しい


この小さな命が、いつか「助かって本当に良かった」と笑える未来につながりますように。
今はただ、この子が元気に成長してくれることを願いながら、全力でお世話をしています。