現在、高齢者の「集団自決」や「切腹」などの暴言で世界中から非難を浴びている成田悠輔はTwitterにおいて次の事を書いている。この文章をどのように理解すべきか私なりに考えた結果が「柳田国男」の「遠野物語」にも行きついたのである。
「遠野物語」というのは柳田国男が1910年(明治43年)に岩手県遠野市に伝わる逸話、伝承などを記した説話集ではあるが、この作品内容には「天狗」「座敷童」「河童」「妖怪」「山人」「マヨヒガ」「神隠し」「臨死体験」などが取り上げられている。
さて、今日、「遠野物語」の朗読動画をYotubeで見つけたのでお暇な方は視聴されてみて下さい。できれば昼間が良いと思います。
成田悠輔が現在の少子化問題に絡み、あるいは日本の人口削減に高齢者への「集団自決」や「切腹」などの暴言を何故にマスコミ・メディアが執拗に取り上げるのかは、いわゆる、「勝ち組」を今の政府が優遇しているからでしょう。昨日の「一月万冊」でも佐藤章氏が取り上げていました。
さて、上記の成田悠輔のツイートについてですが、「遠野物語」というのは、もちろん「姥捨て」とも深い関係もあり、それが「デンデラ」なのです。村の掟で家族により70歳になったら山に棄てられますが、生き延び「デンデラ」という共同体を形成し、村への復讐を目論む中、ヒグマに襲われ、生死をかけた死闘に臨む物語ですが、捨てられた老婆たちの悲劇を通して現代の社会矛盾を訴える作品でもあり、成田悠輔のTwitterの文章の最後に「今のところ、まだ遭遇していない。運がいい」と述べていますが、いつまで運がつきますか
2023年2月25日
船橋市海神:弓場清孝


