柏崎刈羽原子力発電所内でテロ対策に必要な照明の一部が非常用電源に接続されておらず、停電が起きた際には、必要な明るさを確保できない状態だったと発表した。原子力規制委員会は4段階の安全重要度で最も軽い「緑」と評価し、影響は限定的で小さいと判断した。
東電によると、立ち入りが制限された区域で、外部電源を喪失した場合には照明が機能しなくなり、人の侵入を検知するために必要な明るさを確保できない状態だった。6月に行われた規制委の検査で発覚し、東電は8月29日までに照明を追加するなどして対応した。
こんな照明の問題など私が働いていた中越沖地震の時にはすでにあり、今になって取り上げる問題かと腹立たしくなってしまう。照明が暗いからヘルメットにヘッドライトを装着し、炭鉱の坑道よろしく電力洞道の入坑口には作業員名が書かれた入坑札をぶら下げ、退坑時には札を裏にしたりして対応していた事を思い出した。
東京電力の電力洞道での問題は数年前から取り正されていて、一昨年前にも柏崎刈羽原発内の電力洞道内での火災事故もあった。一重にこれらの事故は照明が乏しいというのも一因に上げる事ができるだろう。また、電力洞道内での火災事故は原発敷地内だけではない。数年前には埼玉県内の新座の洞道内でも起き、「まさのあつこ」さんが私に取材に来られた事もあった。
私が主に働いていた柏崎刈羽原発内の電力洞道の照明は高さが約2~3m(場所によって違う)で東電による常設照明は約20m間隔に付けられた20Wの蛍光灯のみで非常時に対応の誘導灯などは一切無かった。しかも常設してあった小汚い照明は今にも切れそうなモノばかりで点いたり消えたりしている代物ばかりだったことを知っている。このような事を承知で東京電力は洞道内で働く下請け業者にディーゼル大型発電機を用意させ、提灯という名の60W白熱電球が付いたコードを洞道内に張り巡らせ、尚、作業員にはヘッドライトまで装着させていた。今もそうだろう。発電をしている企業が働いている作業員にはこういう仕打ちをするのだ!
ちなみに私が働いていた中越沖地震直後には安倍氏も視察に行っていたが何のために来ていたのかいまだに解せぬ!
2022年9月3日
船橋市海神:弓場清孝

