フィリピンのミンダナオ島の南コタバト州ティボリ(チボリ)町には、町名の由来となったチボリ族、オボ族、ビラーン族といった先住民族(山岳少数民族)が人口の約70%を占め、標高の高い地域に住んでいます。彼らの多くはトウモロコシや米、野菜、根菜類などを生産する農民でした。2003年、現地資本のAMS社がプランテーション開発を計画すると、農地を25年間リースし、プランテーション労働者として働く道を選びました。このプランテーションは2009年、日系企業であるスミフルに経営権が移り、甘みがのった「高地栽培バナナ」として日本国内でも現在、販売されています。とりあえず、下の動画を視聴されてみてください。
昔、私は、このチボリ族の子どもたちの支援をしていたことがあります。チボリの人たちの多くは戦後になってから、米国の企業により、生活権を奪われ、山岳に追いやれたのです。そこに出来たのが、米国企業のプランテーションなのです。当然、学校にも行けない子どもたちが多くいました。現在もあまり変わらないと思います。バナナ農園で働く人の多くは皮膚ガンに冒されたり、飼育している、豚や水牛、ペットの犬までも散布される農薬の犠牲なっています。この農薬のことも、支援をしていたころに聞かされたことがありました。農薬には日本企業も入っています。
2019年10月3日
船橋市海神:弓場清孝
