バナナQというのはフィリピンで食べられるスナック菓子のことで、私も何度か食べたこともあります。作り方は皮を剥いたバナナに黒砂糖をまぶしてから油で二度揚げするんです。これをどういう店で売ってるかというと、サリサリストアー(サリサリというのはタガログ語で何でも)という意味で日本でいえば地方にある雑貨屋ことなんです。

 もう少し詳しくいうとバナナQに使うバナナというのは「サババナナ」という短くて硬いあまり甘くないバナナことです。ですから油で揚げても形が崩れないのです。

 

 ところで、山本太郎氏が、このバナナQをもじって、16歳の時に「メロリンQ」で芸能界にデビューしました。動画は出しませんが、踊りの芸そのものは、おそらくフィリピンで覚えたとも思われるのです。(私の推測)

 フィリピンではこの類の芸がもてはやされるのです。

 山本太郎氏は宝塚のそこそこ裕福な家庭で育ち母とフィリピンに行き貧困層の家庭もあるていどは見ていて、そうした環境で育つ子どもたちも知っていると思います。朝日の論座にも書かれていますが、彼は母子家庭で育ったことから母の影響が強く、母はフィリピンの貧しい子供たちを支援するボランティア団体のメンバーでもあり、彼も小さなころから何度もフィリピンに行って、ボランティアを手伝わされていたようです。

 【東南アジアに行くと、バクシーシ(喜捨)じゃないけど、いろんな町や村で日本から持っていった食べ物とかデザートを、子供たちに実際に配らしたんです。慈悲の心とか、優しさを培うために。施す方が、自分の内に徳を積めるというか、してもらった人がたとえ一時でも幸せを感じれば、自分も幸せな充実感で満たされる。それを子供たちに教えたかったんです(『山本太郎 闘いの原点』)】

 いわゆる、今の山本太郎氏の原点でしょうね。私もマニラやミンダナオの貧困層の子どもたちの学業支援ボランティアなどにも関っていましたから、そういった状況がつかめるのです。

 2019年7月22日

船橋市海神:弓場清孝