【自由・山本氏「誰のための政治」】

 自由党の山本太郎共同代表は十九日、カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)整備法案を審議した参院内閣委員会で、西日本豪雨への対応が国会の最重要課題として「この委員会自体が開かれていること自体がおかしい」と指摘し、政府与党がカジノ法案成立を優先させていることを激しく批判した。山本氏は「今この国で一番困って(被災者)の方々が、猛暑の中で明日も見えないような状況で頑張っている時に『博打解禁法案』の話しはできない」と強調。ほぼ全ての持ち時間を豪雨関連の質問に充てた。豪雨災害対応の担当閣僚でもある石井啓一国土交通相には、ごみを圧縮収集するパッカー車と呼ばれるごみ収集車を、余剰のある東日本から被災地に大規模に移動させることを提案。安倍晋三首相や関係閣僚に直接要請するように要望した。だが、石井氏は「既に各省庁に伝えている。各省庁が判断する」と繰り返し答弁することにとどまった。すると山本氏は「冷たい。誰のために政治をやっているのか」と怒りをあらわにし、「省庁が力を合わせて頑張れば実現できることぐらい(被災者のために)やってほしい」と非難した。

(東京新聞・総合2018/7/20)

 

2018/7/20

船橋市:弓場清孝