あまり表立っていうことはないのですが、
弊社、法人で運営しています。
今回決算にあたって、超頭を抱えた問題が・・・
「経営セーフティ共済(倒産防止共済)をやるかどうか」でした・・
(*)経営セーフティ共済とは、
顧客の倒産があった場合に連鎖倒産を防ぐために掛金をかけておくと
倒産の事実があったときに速やかに借り入れができる制度です。
掛金が全額経費となります。
小規模企業共済とは違う商品ですよ!
今回、ちょっと大きめに経費がほしかったんですね。
大きめに経費を使いたい場合に、
よく話題にあがるのが「倒産防止共済」なわけです。
経費として節税していて、
40か月以上かければ、満額戻してもらえます。
将来返ってくるので、
経費のために返ってこないお金を使うよりはよいわけです。
でも、難点が。
この掛金、もらい方が難しい。
取引先が倒産したときにお金を借り入れられますがそれ以外だと
一時貸付で貸してもらう
(自分の積立金なのに利息をはらいます)
解約してお金をもらう
しかありません。
この解約をしてもらうときに
解約金が収入扱いになりますので
どっと課税されていきます。
つまり、
税金を払うタイミングを先延ばしにしている商品ということになります。
なので、
法人だったら超赤字のときにもらう
個人だったら超赤字かいつもより税率が低いときに解約
しないとトクをすることはできません。
納税のタイミングをずらしただけです。
税金をいま払うか?将来払うか?
掛金を払うことで当面の資金を持ちだすことになる?
倒産して共倒れになるリスクはうちにあるか?
法人の税率は約25%なので75%相当は資金残ります。
掛金を払うと節税はできますが、手元には残りません。
一社に売上を頼っているわけではないので、
一社が倒れたら共倒れ・・ということはない。
悩んだ挙句・・・
税金を払って当面の資金を残すという選択になりました。
ちょっと大きめのシステム投資を予定していたというのもあります。
倒産しないと借入できない以上、
それ以外の理由ですぐキャッシュがほしいというときに
自分の資金を気軽に引き出すことができない。
そんな理由から
うちは、選択をやめた次第です。
いや、ほんと気軽に
節税商品ですよって紹介しててすみません・・!!!
結構悩ましい商品でした・・
今回当事者として検討した個人的な見解ですが
大口取引先で売上をほとんど占めてて、
そこが倒れたらうちアウト!!という場合には必須かな。
それ以外だったら
役員報酬の設定が適正
節税やりきっちゃった
退職金を払う予定が4-5年後にある。
当面の資金が超余裕
という場合には合っているかなと。
とはいえ、節税商品には変わりません。
共倒れを防ぐという狙いで加入するのであれば
保険という意味になりますね。
節税狙い・・となると
もらい方に工夫をしない限りは、
その実情は、今税金を払うか、
将来税金を払うかっていう商品ですよーーーってことです。
まあ何事もメリット・デメリットがありますから、
理解して掛金を払っておきたいですよね。


