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幕内秀夫の食生活日記

「食」にかかわる諸々を綴っていきます

 東京は18日連続の「雨」、昨日は久しぶりの快晴でしたが、今日から再び雨になる予報です。「長雨」は農作物への影響も心配されています。台風もどうなるやら?

 

「父親がどれほどジャンクフードを食べているか」が胎児の発育に影響を与えている可能性

 

超加工食品とは工業的に製造された複数の添加物を含む加工食品のことで、炭酸飲料・加工肉・菓子パン・スナック・レトルト食品・カップ麺といったジャンクフードの大半は超加工食品となります。新たな研究では、父親による超加工食品の摂取量が胎児の発育に影響している可能性が示唆されました。

超加工食品の摂取は死亡リスクの増加、がん・肥満・心臓病・糖尿病といった慢性疾患、精子の質の低下や認知機能への悪影響といった問題に関連していることが知られています。

新たな研究で、ブラジル・サンパウロ大学医学部のダニエラ・サルトレッリ教授らの研究チームは、サンパウロ州の公立医療機関を受診した母親・父親・新生児からなる43組の家族を対象に、父親による超加工食品の摂取量と新生児の状態を分析しました。

研究チームは母親の妊娠期間中、両親に対して過去24時間に摂取した飲食物について聞き取るインタビューを2回にわたり実施。この回答を基に、それぞれのエネルギー摂取量のうちどれほどが超加工食品によるものかを産出したとのこと。また、生まれた新生児の出生時体重や身長、皮下脂肪の厚み、体組成など身体に関する包括的な測定値を収集しました。

データを分析したところ、父親による超加工食品の摂取量が多いほど赤ちゃんの出生体重が重く、身長に対する体重比が高く、太ももや腰回りにおける脂肪の蓄積量が多いことがわかりました。一般に出生体重が重く、幼少期に体脂肪が多いことは、成人期における心血管代謝疾患のリスク要因となります。

サルトレッリ氏は、「今回の研究では赤ちゃんの体脂肪全体の増加は見られず、特定の部位への脂肪蓄積のみが認められましたが、この結果は父親の食生活の質も胎児の発育に影響を与える可能性があることを示唆しています。研究で分析された父親の食生活において、平均して超加工食品が総エネルギー量の30%を占めており、特に加工肉・砂糖入り飲料・クッキーなどが多かったため、これは重要な点です」と述べました。

あくまで今回の研究は、父親の食生活と赤ちゃんの体組成との関連性を示したものに過ぎず、「父親の超加工食品摂取量が多いと赤ちゃんの体重や一部分の脂肪が増える」という因果関係を証明したわけではありません。

それでも、近年の研究では父親の健康状態やライフスタイルが精子に含まれるエピジェネティックな変化を介し、出生前の子供の発達に影響を与える可能性があるという証拠が増えており、今回の研究はこれらの結果を裏付けるものです。

研究チームは父親が超加工食品を摂取することで、胎児の成長にかかわるインスリン様成長因子2(IGF-2)というタンパク質の遺伝子が阻害される可能性があると考えています。論文の筆頭著者であり、サンパウロ大学の栄養研究者であるマリアナ・カルヴァーリョ氏は、「これまでの研究では父親の食習慣が、精子のこの遺伝子を生物化学的に変化させる可能性があることが示されています」と述べています。

サルトレッリ氏は、「受胎前の父親の食生活の質は、赤ちゃんの健康に大きな影響を与えます。今回の結果はより大規模な研究への道を開くものであり、家族計画に関する指導において、女性だけでなく男性も対象に含める必要性を改めて示しています」と述べました。

▼妊娠中の食生活が胎児に影響するというのは当然として。受胎前の父親の食生活が影響するというのも自然な考え方だと思いますね。「精子」は食生活の影響を受けないと考えるほうが不自然だと思いますね。ところで「精子」と言うと思い出すのが、知人の沖縄の歯科医夫婦の話です。子どもが欲しくてご主人の精子の数を調べたそうです。数は覚えていませんが、非常に少なかったそうです。肥満、肌荒れ、体臭も気になったため、夫婦で食生活の改善をします。ある時、精子の数を調べなおしたら、非常に増えていたと言います。と同時に妊娠がわかったという話です。

 それが地元紙の一面に掲載されました。奥様(歯科医)は「主人の精子の数が新聞の一面に出る」、プライバシーが云々どころではありません。今なら考えられないですよね。笑いながら新聞記事を見せてくれたことがあります。ちなみに、奥様は本土出身なので食生活改善はしやすかったと思います。

 んんん?精子の数だったか、稼動率(というのでしょうか精子の動き)が良くなったからなのか、記憶が曖昧です。