こんにちは、RIKOです。
私が音楽制作の仕事をはじめたのは、今から20年くらい前。
はじめは、当時結婚していたパートナー(プロのミュージシャン)のお手伝い的な事からはじまりました。
パートナーだった彼は、CM制作やミュージカルの音楽の作曲などをしていたのですが、作曲家でもありスタジオミュージシャンでもありました。
当時は音楽制作は、スタジオでミュージシャンが演奏してレコーディングをするというスタイルが主流で、DTM(PCにデータを打ち込んで演奏する)は、一部のマニアにしか扱われていませんでした。
実は、私の仕事の中心はこの「打ち込み」という仕事で、PCを使ってスコア(楽譜)をデータにしたり、音源から直接自分の耳で聞き取りデータとして入力するというものです。
パートナーが作曲したスコアを打ち込むのは、いつも私の役目でした。
仕事としてギャラをもらっていないので、お手伝い気分ではありましたが、プロのスコアを見て、それをデータ化する仕事をすることは、自分の編曲能力の向上に役立ったと思います。
そのうちに、通信カラオケ というものが生まれました。(1993年頃)
当時、打ち込みを専業とするミュージシャンは皆無で、演奏の仕事をしていた仲間達の中で紹介しあって、仕事が流れてきました。
私のパートナーは、打ち込みの仕事をする気がなかったので、私に「やってみるか?」とふってくれました。
そのおかげで、今の自分があります。
打ち込みに関してだけで言えば、プロ中のプロと言えます。この道20年以上って、なかなかいないと思います(笑)
そして、のちに着信メロディ というものが生まれたことで、私の仕事はバブル期を迎え(当時の売り上げ高は、現在の10倍以上でした)自分ひとりでは、到底まかないきれない大量の仕事を、10人くらいの外注さんに振り分けて、こなしていました。
おかげで、便利な都心に1戸建てを買うことが出来ました!(ローンですがw)
通信カラオケや着信メロディの制作というのは、CDなどの音源から全ての音をバラバラに聞き取って、入力していき、最後にはCD音源そっくりのものを作り上げるというコピーの仕事です。(クリエイターというよりは、完全に技術職ですね)
活躍するミュージシャン、トッププロのアレンジャー、クラッシックからゲーム音楽、民族音楽から国歌まで、さまざまなジャンルの楽曲を日々、耳で聞き取りコピーしてデータ化する作業を通して、おのずと私の中の音楽制作の引き出しの数が増えていきました。
そして、それらはデータ化されているので、すぐに引き出せます。
これが、今の作曲活動に、ものすごく役立っているんです。
経験×感性
どちらかに片寄らずに、依頼された通りの仕事が出来るのがホンモノのプロだと思っています。
感性も大事だけれど、経験も大事。
これからも、引き出しはどんどん増やして行きたいと思っています!