何事もポジティブに考えられる人ってステキですよね。
ポジティブ思考の人は、明るく陽気で、周りの人にも太陽のように温かさを与えられる人だと思います。
しかし少し行き過ぎたポジティブ思考には、注意が必要です。
ポジティブ思考の人が陥りやすい罠
私自身がポジティブ思考の持ち主なので、個別セッションをしているとよく私と似ているタイプの方が来てくださいます。
何事も楽天的に捉えられるというのは素晴らしい才能です。
しかし、そのポジティブ思考も行き過ぎてしまうとある弊害を生んでしまうのです。
それは
●ネガティブな感情に対して否定的になってしまうこと
●怒りや悲しみなどネガティブな感情を感じないようにシャットアウトしてしまうこと
つい先日セッションさせていただいた女性が、まさに過剰にポジティブ思考になり過ぎている傾向がありました。
この方の場合、過去の私と同じで
●落ち込んでいる自分
●悲しみや怒りを感じている自分
●できない自分
そんなネガティブな自分の側面を否定して生きていらしたのです。
●落ち込んでる時間なんてもったいない!
●気持ちを切り替えよう!
●人と会って楽しく過ごそう!
そんな風に無理やりポジティブな自分に切り替えていたんですね。
一見、それで良いようにも見えるのですが…
結局、自分のポジティブな側面を肯定して、ネガティブな側面を否定しているということは、自己否定しているのです。
自己肯定できていないので、どれだけ頑張っても自分の心が満たされることはありません。
良い悪いの二元論で判断しない
ポジティブ思考の人は
●怒りを感じるのはよくないこと
●悲しんだり、落ち込んでる時間なんてもったいない
そんな風に思い込んでいることが多いです。
つまり
悲しみや怒りは「悪」
喜びや楽しみは「善」
という捉え方をしています。
でも…本当にそうでしょうか?
私たちは、悲しさを感じるからこそ、嬉しさや喜びを感じることができます。
怒りを感じることができるからこそ、許しや慈しみを学ぶことができます。
私たちが「幸せ」と感じることができるのは、「不幸せ」と思う出来事が起こるからです。
どちらが良い悪いではなく、どちらも存在している。
ただそれだけのこと。
物事は表裏一体。
陰と陽の両側面がセットで存在しています。
だから、一方の側面を否定してしまえば、結局もう一方も否定していることになってしまうのです。
例えば、怒りや悲しみを感じないように…と感情を感じることをシャットアウトしてしまうと…
同時に、喜びや楽しさまでも感じる力が鈍くなってしまいます。
●楽しいのに、みんなのようにはしゃげない。
●面白いのにワッハッハと笑えない。
●感動しても人前で泣けない。
そんなあなたは、ネガティブな感情を感じないようにと抑圧してしまっているかもしれません。
誰かの光となり導く存在になる
深い悲しみを味わうというのは、並大抵のことではありません。
すごくすごく苦しいと思います。
でもそこから逃げずに、しっかりと向き合って味わうことによって、あなたの懐がどんどん深くなっていくのです。
自分のネガティブな感情に蓋をしている人は、人のネガティブな感情に寄り添うことができません。
深い悲しみの中にいる人が、もしもいきすぎたポジティブ思考の人に明るく元気に励まされたりしたら…?
余計に絶望してしまうことだってあるのです。
一人一人みんなが、日々いろんな感情を味わいながら生きています。

どの色にも良い悪いはないように
あなたが日々感じている感情は、すべてあなたの幸せを形づくる大切なパズルのピース。
どの感情も、見ないふりせずしっかり向き合ってみましょう♡
深い深い悲しみを味わった人は、たくさんの人の深い悲しみや怒り、苦しみにそっと寄り添うことができます。
たくさんの人を導く希望の光となることができるのです。
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この記事を書いている人
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元国際線CA/コミュニケーショントレーナー
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