ナポリのホテルでもカードキーが効かず、ピザ大祭りの後、ほぼ全員の部屋をまわるナイト。私のは、またしても交換しなければならず。鍵運なくてスミマセン。
そして、4日目。
ナポリのホテルは人が多くて、さらに朝食がシンドイ。あまりの混雑に食べる気なくす。ローマでもそうだったけど、朝、野菜が出てないんだよね。お国柄?ホテルのグレード?
する事ないので洗面所へ。後から入ってきた同じグループのおばさま方がお手洗いへ。しばらくしてドンドンドン!(ドアを叩く音)「開かない!鍵が開かない!誰かぁ~!」ドンドンドン!他のおばさま「落ち着いて!今、人呼んでくるから!落ち着くのよ!」…本当にパニック起こしたと思われる激しさでドアを叩くおばさま…。
しばらくして、ホテルの人が鍵を開けてくれて無事解決。私、その後入ってみたけど、普通の鍵。特に固い訳でもなく、分かりにくい訳でもなく、ごくフツーに回すだけの。そう言えばこのおばさま「シャワーのお湯はどっち?」「お風呂の栓が抜けない」等など、私に聞いてきた方。おばさま方は、今後全てのお手洗いで鍵をかけない事を宣言し合ってる。…ちょっと私、息切れしてきました。
ナイトはナイトで、報告を受け「どうして肝心な時に側に居ないんだ、俺…。」と嘆いてる。そりゃムリに決まってるでしょ…。男女分かれてるんだから。
朝からスッタモンダの後、今回一番楽しみにしてたアルベロベッロという町へ向かう。バスで東に200キロくらい。郊外へ出ると、景色は数時間変わらず、一面オリーブの木。ようやく町らしくなってきたと思ったら、町の人々がみーんなこのバスを見てる。観光客が珍しいはずないのに…。そしたらナイトからアナウンス。ドライバーさんが道を間違え、違う町に着いちゃった、って。昨日も道間違えたよねぇ。まあ、おかげで違う町を眺める事ができたから客としては却って良かったんだけど。ナイトは「経験者って聞いてたのに…。」とまた嘆く。なかなか素敵な町並みだったってば。
何回か道を尋ね、アルベロベッロに到着。この町の特徴である円錐形の屋根、トゥルッリが見え、皆写真撮りまくり。「あとで登る丘からもっとよく見えますから~」とナイトにいなされ、まずは昼食。ここが今までで一番美味しい!molto buono!と言ったらお店の人が凄い勢いでイタリア語で話してくる。スイマセンわかりません。でも「東京に行ったことがあって、銀座線に乗ったよ」ってのはわかった。
こんなに美味しいお店ならデザート期待できるかも、と楽しみに待っていたら…籠にフルーツが10個位入ってて、自分で切って食べてね形式だった。ガックリ。名産の、実が真っ赤なオレンジ(名前忘れた)美味しかったけどね。
アルベロベッロはポポロ広場を中心に、2つの丘に分かれてる。まず1つ目に登る。白壁と石灰石の円錐形の屋根の家が続く。人口1万。15世紀頃からこの様式で、今は世界遺産だから、新改築も同じ材料・形式が義務だそう。屋根には魔除けで(と言われてる)ハートや月、太陽、十字架等のマークなどが描かれていてメルヘンに見える。でも古代までさかのぼると、もとは古墳だった、と現地で買った本に書いてある。随分可愛らしく変化したものね。
もう1つの丘は観光化されていて、円錐屋根の家がそのままお土産屋さんになってる。なぜか桜咲いてるレストランもあったり。おばさま方の観察によると、その辺の草花、けっこう日本と同じ物があるそう。丘の上から家々を眺めると、元は農民が集められ住まわされた説とか、ちょっと忘れそうな不思議メルヘンな世界。
数日色々見て再確認したけど、やっぱりアーチがすごく好き。アルベロベッロの玄関もアーチ。白壁にアーチ。たまりません。ポンペイもそうだけど、アーチってどこから来たんだろ。エジプトはアーチじゃなかったし…古代ローマ時代から?アーチのある国、全部まわりたい。







