一昨日はベルギーの作家、イスマエル・サイディさんの戯曲、ミナモザの瀬戸山美咲さん演出リーディング『ジハード-Djihad-』を見に伊丹のAIホールへ
ジハードの元々の意味はアラビア語の「努力する」から派生した言葉ですが、今では「聖戦」とも訳され、テロの怖いイメージです。
このすごいテーマをリーディングでどのように表現するのか、興味津々で行きました。
今回のリーディングは演劇の役者さんだったので、手に台本を持っているものの、動きもありほぼ演劇でした。
けれどセットはとてもシンプル。
後ろの大スクリーンに写し出された写真と箱馬(椅子)そして照明。
このシンプルさのお陰で、内容がダイレクトに伝わり、ものすごく良かったです。
ジハードに参加する若者の問題点、社会の問題点を若い人にも受け入れられるようにコントのような面白い部分もいれ重くなりすぎないように工夫されていました。
けれど本質をしっかり上手く伝えているのは流石です。この作品は、多くの人に見てもらいたいと思いました。
自主公演としてAIホールがこの作品を選んだセンスは素晴らしいです。
公演後の演出家瀬戸山さんとアイホールディレクター岩崎正裕さんの対談がさらに作品の価値を上げました。
AIホールの存続が危ぶまれていますが、演者と観客の距離が近いこのホールを失うと、伊丹の魅力が大きくダウンすると私は思っています。ぜひ存続してほしいと思います。


