2月9日にアーティゾン美術館で「モネ没後100年 クロード・モネ —風景への問いかけ」展を鑑賞し、同時開催の「カタリウム」展も鑑賞。

 

 

「カタリウム」とは、「語り」と、空間を表す「リウム (-arium)」でつくったことばで、展覧会は語りの場をテーマとしているそうである。

 

公式サイトによると、

「こういう作品をと発案した人がその思いを告げるところや、思索を深める絵かきのアトリエでの独り言。あるいは、作品の仕上がり具合を目にした人々の感想など、作品を前に展開する語りに耳を傾け、その場をイメージしてみようとするものです」

とのことである。

 

さあ、様々な声に耳を傾けようではないか。

 

「洛中洛外図屛風」 江戸時代 17世紀 紙本金地著色 石橋財団アーティゾン美術館

 

【左隻】

 

【右隻】

とてつもない情報量である。気になるところをピックアップ。

 

このあたりの豪華さも良い。

 

反物を干しているところか。

 

これは何を売っている?

 

これは刺繍をしているのか?

 

何を食べているのか。

 

 

ベン・シャーン 「版画集 一行の詩のためには… リルケ『マルテの手記』より」

1968年刊 リトグラフ・手漉き紙 石橋財団アーティゾン美術館

 

24点からなる版画集で、作品はマリア・リルケの長編小説『マルテの手記』に由来し、小説の主人公はマルテという青年詩人だそうだ。

 

展示されていた作品で特に惹かれた作品。

 

「Ⅵ 小さな草花のたたずまい」

 

「XVI 星くずとともに消え去った旅寝の夜々」

 

「XXII 一篇の最初の言葉」

 

29「天飾り」

 

うーむ。何かを語りかけられている感じ。

 

 

重要文化財「平治物語絵巻 常盤巻」 鎌倉時代 13世紀 紙本著色 石橋財団アーティゾン美術館

 

素敵な料紙。

 

 

「平清盛に捕らえられた母の身を案じ、京に戻る常磐母子」

 

「清盛邸に向かい、母と再会する常磐」

 

もう、このシーンに涙するしかないよねえ。