東京都美術館に行ってきた。

 

 

「東京都美術館開館100周年記念 

スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」展である。

 

スウェーデン国立美術館の全面協力のもと、19世紀末から20世紀のスウェーデン絵画を紹介する展覧会。

 

ヒューゴ・ビリエル 「モンマルトルの小道」 1881年(年記) 油彩、板

 スウェーデン王立美術院で学び、その後、パリへ留学したそうだ。

 落ち着いた色調で路地を描いた作品。高い塀の上部に、その内側に植えられている緑の木々が見えている。路地には影が落ちており、日差しはあるものの、少し寒そう…。奥のほうに小さく人物や犬(?)が描かれているのも良かった。この道を歩いていくと、どこに着くのだろうか。

 

カール・ノードシュトゥルム 「画家の婚約者」 1885年(年記) 油彩、カンヴァス

 尖った刃物で分厚く四角い木片を削っている女性が描かれている。

 版画家である婚約者が製作している様子を描いた作品。

 

ブリューノ・リリエフォッシュ 「カケス」 1886年(年記) 油彩、カンヴァス

 枯れた葉のついた枝にとまったカケスと、飛んで行ったカケスを描いた作品。空の色が美しい。

 

ブリューノ・リリエフォッシュ 

「4種の鳥の習作(セアカモズ、ウズラクイナ、ズアオアトリ、キタヤナギムシクイ)」1887年 油彩、板(左上)、カンヴァス(その他)
 作者が日本の襖絵や屏風から影響を受け、作成したという額が素敵だった。金色の額に4つの作品がおさめられ、左に横長の作品が上下で2作品、右に縦長の作品が左右2作品、その配置も絶妙。背景に描かれた草花も素敵だった。

 

ここから先は、写真撮影可だった。

 

カール・ラーション 「カードゲームの支度」 1901年(年記) 油彩、カンヴァス

 

 

画家カール・ラーションの自宅を描いた作品。

会場では、映像で、その「リッラ・ヒットネース(岬の小さな家)」を紹介していた。

現在も建物と内部、敷地は保存されており、記念館として公開されているとのこと。

 

 

テーブルの上のティーセットとお菓子が、豊かな雰囲気。

これはカードゲームのための準備だそうだ。

このお菓子は大人用か、子供用か。

 

 

中央に描かれた扉の向こうにリビングルームが見える。

映像でもこんな雰囲気だった。素敵である。

 

カール・ラーション 「キッチン(『ある住まい』より)」 1894–1899年 水彩、紙

 

 

映像で画集『ある住まい』の作品が幾つか絵の一部分が動いて、紹介されていた。

映像では、女の子が筒の上部にある、ハンドルの付いた棒を上下させており、もしや、バター作り?

映像を見なかったら、女の子が何をしているところか分からなかったと思う。

 

ブリューノ・リリエフォッシュ 「そり遊び」 1882年(年記) 油彩、カンヴァス

 

 

寒くて、暗くて…しかし楽しそう。

 

カール=フレードリック・ヒル 「馬車のいる荒地の風景」 1878年油彩、カンヴァス

 

 

道なき荒地を行く馬車。

馬車の中に点された灯が赤く、小さく描かれているのが印象的だった。

 

アウグスト・ストリンドバリ 「海辺の風景」 1903年(年記) 油彩、カンヴァス

 

 

美しい色彩。

ずっと見ていたいと思った作品。

 

(つづく)