パナソニック汐留美術館に行ってきた。
「ウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末」展である。
展覧会チラシによると、「19世紀前半のビーダーマイヤーと世紀転換期という、ウィーンの生活文化における二つの輝かしい時代を取り上げ、銀器、陶磁器、ガラス、ジュエリー、ドレス、家具など、多彩な作品をご紹介します。」とのことである。
銀器、陶磁器、ガラス、ジュエリー、ドレス、家具、壁紙、図書などが展示されており、ああ、欲しいなあ…とうっとり鑑賞した。
最初に銀器の展示。
ビーダーマイヤー様式の特色は「簡潔さ・実用性・抑制の美」とのことで、シンプルでとても洗練されている。
特に気になったが、
「水差し」 1807年 ゲオルグ・フォルガッチュ 銀 アセンバウム・コレクション
「濾過式コーヒーポット」 1818年 フランツ・ケル 銀、果樹材 アセンバウム・コレクション
そして、
「軍用トラベル・セット」(広口カップ、塩・こしょう入れ、テーブルスプーン、ティースプーン、ナイフ、フォーク) 1847年 銀、皮製のケース アセンバウム・コレクション
「軍用」ということは…こんな優雅な銀食器で戦いの際に食事するのだろうか、食事の内容も知りたい。戦いの合間に銀食器を磨くのだろうか…銀はすぐ曇るよなあ、などと考えた。しかも、やや長い円錐台を上下で合わせた感じの皮革製ケースである。ウィーンスタイルの美意識を見た感じがする。大変オシャレ。
「ゲルラッハ少年文庫」という書籍の挿絵が美しく、大変繊細で素晴らしかった。
ウィーンの少年少女はこんな素敵な書籍を読んでいたのか。
ベルトルト・レフラー(挿絵)、ハンス・フラウエングルーバー(本文の構成)
ゲルラッハ少年文庫『少年の不思議な角笛より』
1904年 ゲルラッハ&ヴィードリング出版(ウィーン/ライプツィヒ)
印刷、紙 アセンバウム・コレクション
カール・オットー・チェシュカ(挿絵)、フランツ・カイム(本文)
ゲルラッハ少年文庫『ニーベルンゲン』
1909年 ゲルラッハ&ヴィードリング出版(ウィーン/ライプツィヒ)
印刷、紙 アセンバウム・コレクション
これは版画集。こちらもシックな色合いで表現され、素敵だった。
カール・モル(版画)、ヨーゼフ・ホフマン(装丁)、ウィーン工房(装丁)
『ベートーヴェンの家』 1908年 水彩、木版、和紙 京都国立近代美術館
街角、建物の様子など。展示されていた作品は、人物は影のように黒く表現されていて、それも何となく物語を感じる。
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美術館の付近には都道府県のアンテナショップがある。
2022年にパナソニック汐留美術館の「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」展を訪れた際に「香川・愛媛せとうち旬彩館」「奈良まほろば館」に立ち寄り、買い物をしている。
本日は「香川・愛媛せとうち旬彩館」併設の「郷土・せとうち料理 かおりひめ」でランチを楽しんだ。大人気のようで少々待ったが、満足。
「綾川そばと旬のイサキの炙り つけ麺仕立て」
香川県綾川町の無農薬そば粉を使用した「綾川そば」
愛媛県産の程よく脂ののったイサキ。
甘めのつけ汁で美味しかった!
そして「奈良まほろば館」。
前回のせんとくんはマスク着用だったが、今回はマスク無し。




