「モダン仕覆」のレッスンに通っており、

自宅で「宿題」をしているときは、ネットラジオ「NHKラジオ らじる★らじる」の「聞き逃し番組」を利用して「ベストオブクラシック」「クラシックの庭」「朗読の世界」などをよく聞いているが、「カルチャーラジオ」という番組も面白い。

 

その「カルチャーラジオ」で、歴史地理学者の湯澤規子氏による「胃袋の近現代史」を聞いて興味を持った。

 

ラジオ番組では、大正・昭和を中心に庶民が家庭の食事や外食で何を食べていたかに焦点を当て、人々の日常について語られていた。

 

胃袋の近代 食と人々の日常史 (著)湯澤規子

 

本書は、庶民の食に関する様々な資料が取り上げられていた。

「よくまあ、こんな統計をとったものだ」とか、その統計の内容に「えっ!」と驚くものがあった。

 

一番驚いたのは、

考現学者の今和次郎が、ある食堂で食事のたびに使った茶碗の欠け方をスケッチしたもの。

1週間かけて48枚の茶碗の絵を集めたらしい。

 

今和次郎は原寸大の平面図と側面図を持って、昼食のたびに数個ずつスケッチをしたらしい。

数個ずつ?

自分に出された茶碗だけでなく、他の人の茶碗も「ちょっとスケッチさせてください」と借りてスケッチしたのだろうか…。

 

そのスケッチ「カケ茶碗調べ」も本書に掲載されている。

何だかボロボロのものまで使われており…驚く。

 

大阪市社会部が1930年に「水上生活者の生活と労働」という調査を実施しており、本書には、「大阪における水上行商人の扱う品目(1930年)」が掲載されていた。

 

最も多いのは「飲食物」で292艘で全体の37.2%。これは分かる。

びっくりしたのは「万年筆」で1艘のみ。

「文房具類」という品目もあったので、この1艘は、万年筆だけを専門的に売っていたのか…。

 

労務問題啓蒙団体を主宰していた宇野利右衛門が1912年(大正元年)に、工場の炊事担当者を集めて意見交換を目的に会合を開き、その記録が取られていた。

 

本書ではその記録が色々と紹介されていたが、「一品だけ近頃女工にお与えになって、評判の良かった副食物」について各工場の担当者が語った内容が興味深かった。

 

例えば、

「ゆば、かんぴやう、氷豆腐等を味をつけて煮ておいて、それにちりめんざこを加え、飯に混ぜたもの」

これはどんな味なんだろう。気になる。

 

「牛肉、玉ねぎ、馬鈴薯等の煮込み」

肉じゃがではないか?

 

本書は近代について書かれていたが、

湯澤氏の「7袋のポテトチップス: 食べるを語る、胃袋の戦後史」は現代について書かれているらしい。

 

こちらも読みたい。

 

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南仏郷土料理「Nissa la Bella」の「軽食」

 

 

ラタトゥユ、ソッカ、豚のリエット、タブナード

「ソッカ」というのは、ひよこ豆粉のクレープだそうで、これが何とも美味しいのだ。

 

こちらも味わった。

 

 

バスクチーズケーキ グリオットのソルベ

もったりとして美味しかった。

 

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福井県鯖江市「御菓子司 大黒屋」 「菜花糖」

 

 

柚子の風味が美味しいあられ菓子。

パッケージの写真を撮り忘れてしまった。

売っていたら手が出ると思う。

 

 

脇山さとみ氏の器で。