気温の高い7月、8月はお休みということで、久々の「京都航空便」である。

わくわく。

 

 

「季節の生菓子」 紫野源水
 

包みを開け、箱の蓋を開けて、「うわっ!」と声が上がったほど美しかった。

 

 

いやー。綺麗である。

 

「着せ綿」

 

 

菊の形の練り切りに、白いきんとんがのっている。

「着せ綿」はデジタル大辞泉によると「陰暦9月9日、重陽 (ちょうよう) の節句に行われた慣習。前夜、菊の花に霜よけの綿をかぶせ、その露と香りを移しとって、翌朝その綿でからだをなでると、長寿を得るといわれた。」

 

菊の露と香りを移し取るとは、何とも言えない素敵な行為である。

岡晋吾氏の「色絵雲紋五寸兜皿」で。

 

「大沢の月」

 

 

これは、ため息がでるほど美しい。

私の写真テクニックではこんな感じであるが、実際はもっと神秘的というか。

 

 

金玉羹に月が浮かんでいるのである。この月が外側が黄色い練り切りで、こし餡を包んでいるのである!切り口もとても美しく、ああ、なんてまあ…。

 

こちらの「大沢の月」については、同封されていた説明書によると、

「平安初期、嵯峨天皇が大覚寺の大沢の池に船を浮かべ、文人らと遊んだことが観月の始まりとされています。天皇は最上級の位のため、月を見上げることはせず、水面に映る月を鑑賞したとも伝わっています」

 

なるほど。なるほど。こちらは水面に映る月なのだ。

村瀬治兵衛氏の沢栗のお皿で。

 

「萩の花」

 

 

「大沢の月」もあったので、脇山さとみ氏のお皿で。月とうさぎが描かれているのだ。薯蕷きんとんに中は小豆粒あん。

 

「月見団子 こしあん・粒あん」 鳴海餅本店

 

 

こちらは関西の月見団子のスタイルで、上新粉の生地のお団子を里芋に似せて、あんこを帯び巻きしたもの。

こしあんと粒あんの2種類の結び巻き。

伊藤千穂氏の鳴海織部変形角皿で。

 

9月は別の店舗でも「京都航空便」を予約済み、ああ、わくわくする。