いったい、いつ「読みたい本リスト」に入れたか分からないほど、ずっとリストに入ったままだった。よし、この休みのうちに読んでしまえ!と図書館で借りた。

 

本書は2001年1月から翌年4月まで文芸誌に連載され、大幅に加筆、修正後2004年に出版されたもの・・・。20年ほど前に書かれた小説である。

 

禁じられた楽園  (著)恩田陸

 

主人公は建築を学ぶ大学生の平口捷。

すでに世界的な芸術家となっている烏山響一が大学に編入し、同級生となり、捷は響一の関わる熊野の山奥のプライベートギャラリーの開設祝いのパーティーに招待される。

 

星野和繁は同級生が社会人5年目を迎えているというのに、まだ大学に席を置いている。学部生の時から数多くの会社を作ったり潰したりしているような・・・ちょっと変わった人物。偶然、大学時代の友人で現在は大手広告代理店に勤める黒瀬淳に再会する。その後、黒瀬淳の婚約者久野夏海が星野を訪ね、黒瀬淳が失踪したことを告げ、星野は黒瀬淳の行方を探りに、夏海と熊野に向かう。

 

と物語は大きく2つのパートに分かれおり、代わる代わる語られ、熊野で1つにまとまる。

主要な登場人物がそれぞれ魅力的で、興味深いエピソードを持っており、ぐいぐいと読み進んだ。

 

本書はぞっとするタイプの作品である。

「こ、こわ~」と思いながらも「どうなるんだ!」とページを急いでめくってしまう。

そして、恩田陸氏の想像力の深さというか広さというか・・・

プライベートミュージアムのインスタレーションはどうやって考えたのだろう・・・。

いやあ、怖かった。

 

結末は、ちょっとびっくり。

突然、ガラッと雰囲気が変わり、(私の読解力では)よく分からなかったため、最後の部分は、2~3度読み直した。

 

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蒸し暑い日は、冷たい抹茶が美味しい。

 

 

「糖蜜ボンボン 金魚づくし」と。