『「捨てる!」技術』著者、辰巳渚氏による40代に向けての「暮らし、住まい、自分」整理術だそうだ。

図書館で手に取り、パラパラとめくると、著者宅の写真が多数掲載されており、そのインテリアが素敵だなと思って借りることにした。

 

ふと気になり、検索してみると、なんと辰巳渚氏は2018年6月に事故で亡くなっている。私と同年代で、とても驚き、悲しくなってしまった。

 

美しく軽やかに暮らしを整える44の秘訣  (著)辰巳渚

 

 

『「捨てる!」技術』で有名な辰巳氏であるが、大切に残すべき物は残し、生かす。

洋裁好きのお母様からツイードの布類をもらって、椅子の張り替えに使ったそうだ。

その布は著者が高校生の頃にお母様がジャケットを縫った布で、イームズのシェルチェアのカバーとしてに変身した様子が写真で掲載されており、とても素敵だった。

 

著者は、40代半ばになった頃に、お化粧の方法を教えてもらったり、筋肉を付けるエクササイズを始めたらしい。

「自分の身体にちゃんと向き合うと、顔が美人になるわけでも身体が大きく変わるわけでもないけれど、何かが確実に変わったと感じます。自分を慈しむことを覚えた感じです」とあった。うーむ。「自分の身体にちゃんと向き合う」、大切。

私も以前は、ストレッチ、エクササイズなど自分の身体を整えることを定期的にやっていたが、最近はめっきりである。どうも身体に「乱れ」を感じるので、何か運動系の事をしようと考えている。

 

最後の章に、バイクについて言及されていた。

20代の頃、大型バイクに乗れば無茶をすると分かっていたので、「死んだら親が悲しむうちは乗らない」と決め、そのうちに「子どものためにいま死ぬわけにいかない」という時期になった。しかし、このところ、いよいよバイクに乗っても良い時期が近づいてきた・・・・というようなことが書かれていた。

本書が発行されたのは、2015年3月。

著者がバイク事故で亡くなったのが2018年の6月。人間ってどうなるか分からないものだと思った。