その1からの続きである。
「水戸 轟町」 茨城県 昭和21年(1946)作 版元・渡邊庄三郎
写生の日付が昭和19年で、版画の作成は21年。ほう。
「白河城址之桜」 福島県 昭和21年(1946)作 版元・渡邊庄三郎
桜の描き方が気になった。
ふと、吉田博氏を思い出した。
「農家之秋(宮城県 愛子)」 宮城県 昭和21年(1946)作 版元・渡邊庄三郎
「湯宿の朝(塩原 新湯)」 栃木県 昭和21年(1946)作 版元・渡邊庄三郎
解説パネルに「塩原温泉郷にある旅館・下藤屋の3階客室からの風景を描いた作品」とあった。
「やまの宿 下藤屋」を思わず検索してしまった。
ここも泊まってみたいかも。
「阿蘇之夕(外輪)」 熊本県 昭和23年(1948)作 版元・渡邊庄三郎
これは随分写生と印象が違う。
「房州 布良」 千葉県 昭和24年(1949)作 版元・渡邊庄三郎
次は、同じモチーフを肉筆画と版画で表現したもの。
「吉野川 柳の渡し」 奈良県 昭和25年(1950)作 版元・渡邊庄三郎
「仮題/吉野川 柳の渡し」 奈良県 昭和25年(1950)作 肉筆画
これは良かった。肉筆画の良いところ、版画の良いところ、両方堪能した。
これは巴水の雅号印。
お馴染みの印は、これ。
解説パネルによると「中心に漢字の「川」、左上部にひらがなの「せ」を図案化して配し周囲を丸く囲んでいます」
ほう・・・。「せ」が図案化されていたとは。
私は、なんだか「おまんじゅう」とか「肉まん」とか、そういう雰囲気だなーとのん気に思っていたのであった。
展示室内のフォトスポット。
そして、前回も視聴した映画を今回もしっかりと。
映画「版画に生きる 川瀬巴水」では、前期展示のブログでも触れたが、版画の写生から完成までが詳しく撮影されている。
映画で、写生され、彫られ、摺られて完成したのが下の「法隆寺 西里」である。
「法隆寺 西里」 奈良県 昭和31年(1956)作 版元・渡邊庄三郎














