根津美術館に行ってきた。

 

 

いつもなら入口付近で記念撮影するのだが、今日は土砂降り、その上風もあり、とてもではないが外では撮影は難しかった。レインコート、雨靴着用。

 

 

激しい雨だったが、写真では写っていない・・・。

 

「茶入れと茶碗 『大正名器鑑』の世界」展である。

 

 

『大正名器鑑』は、五島美術館「美の友会月例美術講座」で知って、興味を持っていた。

 

この『大正名器鑑』は、引き出しのある漆塗りの木箱2箱に納められており、大きい。

下は本展覧会のチラシである。右下の写真が『大正名器鑑』と木箱である。

ちょっと迫力がある。

 

 

本展覧会では、『大正名器鑑』の掲載ページと、実物と並べて展示されているのもあり、これが大変興味深い。

 

又、付属品も展示されているものもあり、これが素晴らしい!

 

例えば、重要文化財「肩衝茶入 銘 松屋」(福州窯系 中国・南宋~元時代 13~14世紀)

の付属品一式。

 

添盆 羽田盆

仕覆箱2個(立方体で丸い穴が上と側面の1つの面にあいていて中が見えるようになっていた)

緞子と間道の仕覆2点

挽家 黒漆塗

御物袋 白羽二重

挽家袋 皮

外箱 黒漆塗

仕覆箱 黒漆塗

 

一式の写真には、仕覆箱が4つ写っていて、全てを納める大きな箱もあったが、展示物は上に書いたもののみ。仕覆箱というものを初めて見た。

 

また、「御物袋」とは何だろう?

帰宅後調べると、仕覆はお茶席で拝見に出す袋で、御物袋は茶器を保護するためのものだそう。なので、御物袋の中に綿が入れてあるそう。

なるほど、展示されていた「御物袋」は綿が入っていてもりもりしていた。

 

付属品の展示は、仕覆や添盆はわりと見かけるが、御物袋や、挽家袋、仕覆箱までは・・・

 

このほか、様々な名器が紹介されており、その内箱の包布なども多く展示されていた。

今でも見るような花柄の更紗など使われており、なかなかカラフル。これは少し意外であった。

 

野々村仁清作のお茶碗も展示されていて、じっくりと鑑賞。

 

「色絵結熨斗文茶碗」 江戸時代 17世紀

 内箱の蓋が展示されていた。黒柿で、左下に「茶挽人形」の絵入り。豪華。

 

「色絵鉄線花文茶碗」 江戸時代 17世紀

 解説パネルに、掛け切りは「仁清の編み出した独自の手法」とあった。仁清が「掛け切り」という技法を使うのは知っていたが、その技法は仁清自身が考案したものだったとは・・・

 

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本展覧会は日時指定チケットを購入し、入館する。

荒天で、平日の午後2時からということもあり、人はパラパラ・・・「密」とはほど遠い感じで、安心してゆったりと、心ゆくまで鑑賞できた。

 

外では喫茶は難しいので、このような美味しいものを買って帰宅した。

 

 

カスタード部分が非常に柔らかく、カラメルのお味がとても良かった!

このほかチーズケーキも。大変美味しかった。