読了。

ネットか雑誌の記事で、著者の井田典子氏の書かれたものを見て、図書館で借りた。

井田氏は、雑誌『婦人之友』の読者の会である「友の会」に所属していらっしゃる整理収納アドバイザーである。

 

プロフィールを読むと、NHKの朝の情報番組にも出演されているそう。

 

「引き出し1つ」から始まる!人生を救う片付け  (著)井田典子

 

井田典子氏の著作は始めてかもしれないが、「友の会」メンバーの方が書かれた記事などはよく読んでいるような気がする。とても知的な家事の仕方で憧れる。

 

本書に、自宅で学習塾をされていたことがあると書かれていた。なるほど、文章が大変分かりやすいし、説得力がある。

 

メモしたい箇所が多くて困った。(太字は本書からの引用である)

 

「だれからも採点されず、0点も100点もないのが家事」

 

「夜、寝る前に行う、“家と心を鎮める習慣”を行い、朝、起きた瞬間からの動作を「マイナス家事」から始めないようにすると、その日の輝きが違ってきます」

 

片づけに伺うお宅で「なんだか1日がうまくまわらない」とおっしゃる方に共通しているように感じるのは、次の3つのよどみです。

①床や空間をたくさんのモノがふさいでいる「視覚的よどみ」

②あっちもこっちもやりかけで終わらないという「時間的なよどみ」

③経済的な悩みなど漠然とした将来への不安からくる「心のよどみ」

 

著者によると、これらは別々の悩みのようでいて、実は絡み合っており、モノが片づけば、時間の使い方も代わり、気持ちも晴れてくるとのこと。

「つまりひとつのよどみがなくなると、連鎖してよどみが消えていき、家庭という川がスムーズに流れていくのです。」

 

「ある作業を60%まで進めている状態で、ほかの作業に手をつけた場合、もとの作業に戻って再度60%の地点からスタートできるかというと、できないものです。(中略)おさらいする手間が必要になります。それなら1回で100%まで仕上げてしまったほうが、結果的に時間も労力も省けます。」

 

→これは「痛いところを突かれた」という感じ。

私は数冊の本を同時進行で読む。結局、読み終わるのが遅くなってしまうのだ。

 

→又、「3つのよどみ」のところでも思ったが、いくつも「よどみ」はあるが、とりあえず1つの「よどみ」を無くそうと考えると良いかも、それなら取りかかりやすい。

 

家事や仕事をしながら、頭のどこかで(中略)「もうすぐシャンプーがなくなりそう」などと先の心配ごとを抱えていると、「頭が忙しい」状態になって疲れてしまいます。さらには、今していることもおろそかになり、気づけば時間が過ぎてしまっているということにも。

それは「頭でつくり出した未来のために、大切な今を犠牲にしている」ということ。

(中略)「書きとめる」ことを日常の習慣に、(中略)書くことは、いわば“脳内の荷下ろし”であり、頭の中に詰め込んだ荷物を下ろすことで、気持ちがラクになります。

 

→記憶力に自信がないので、やっぱりメモが大事だなと思った。そのメモを無くさない工夫が私には必要・・・。「あれ、どうだったけ」、「何かしなければいけないことあったな」と思い出すのも一苦労のお年頃になりつつある。