「特別公開 高御座と御帳台」を見学したあと、改めてチケットを求め、私が目指したのは・・・。
国宝『松林図屏風』(長谷川等伯 筆 安土桃山時代・16世紀)である。
東博でお正月というと、こちらである!
うむ。良いなあ。
この作品が展示してある「国宝室」には、ソファーが2つあり、ラッキーなことに姉(この人→××)と座りつつ、「やっぱり、屏風は座った高さで見るとええなあ」などと、ひそひそ、ぼそぼそ話しつつ鑑賞。ここにお茶があったら・・・。
姉も言っていたし、「東京国立博物館ニュース」にも書いてあったが、
この安部龍太郎氏の小説『等伯』に、この作品は能登の景色がモデルだとあるらしい。
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ずっと読んでみたいと思っていたこの小説。やっぱり、読みたい。
東博は、写真撮影可なのが嬉しい。メモを取らずにすむ。
『江戸名所・高名輪沖景』(渓斎英泉 筆 間短冊版 錦絵 江戸時代・19世紀)
解説パネルによると「漫画的筆法を取り入れた風景画で知られます」とのこと。
なるほど。こちらの作品は、水色と構図に惹かれた。
『摘草』(つみくさ)(葛飾北斎 筆 横長版 摺物 江戸時代・18~19世紀)
こちらの作品の中国語訳が「春日采野菜」である。ちなみに英訳は「Picking Plants」。
ふむふむ。
解説パネルによると「葛飾北斎が錦絵を描かなかった1800年頃の制作で、錦絵とは異なる淡い色彩と細い線を特徴とし、叙情豊かに表現されています」とのこと。
そうそう、私は北斎のこのようなタッチの作品が大好きである。
『富士山図』(英一蝶 筆 絹本淡彩 江戸時代・18世紀)
11月に親戚宅を訪れ、三重県由来の画家について話してから、英一蝶も気になる。
解説パネルによると「柔らかな筆致、穏和な彩色は江戸狩野風ですが、軽快な人物描写は、個性はの一蝶ならでは」とのこと。
ふむふむ。写真を拡大してみよう。
ふむ・・・。実物に描かれていた人物も小さかったが、どうもやっぱり写真だと今ひとつ。
そもそも写真が暗い。実物の色はもっとクリアだったような気がする・
単眼鏡を使って、実物をじっくり眺めるのが一番。
そして・・・・。
『松梅孤鶴図』(伊藤若冲 筆 紙本着色 江戸時代・18世紀)
若冲作品の前にいるのは、私だけ!
様々な美術館で、ちょいちょい若冲作品を見かける。
1人でゆっくり鑑賞できるとき幸せを感じる。
それは、やっぱり2016年の「生誕300年記念 若冲展」の驚異的な混雑を思い出すからだろう。
さて、こちらの解説パネルには「京都・大雲院に伝わる明時代の「松上双鶴図 陳伯冲(じんはくちゅう)筆」を原図に用いますが、極端なデフォルメを加えて斬新な作品に再生されました」とあった。
ネットで、原図となった陳伯冲の「松上双鶴図」を検索すると、画像がヒットした。
え?これが原図なの?と思うほど違う。
若冲には、これに基づいて制作した「旭日松鶴図」というのがあり、その画像も探せた。
ほう、こちらは、「分かる」。
(つづく)






