少し前に読了。

図書館の期限が迫っていたので非常に焦って読んだ。

 

香港風味 懐かしの西多士   (著)野村麻里

 

ああ、香港に行って色々食べたい!と強烈に思った。

 

著者は、1996年から2002年までの6年間香港で仕事をし、住んでいた。

香港が中国に返還されたのが1997年なので、そのあたりの変化も実際に目で見ていたのだ。

 

「あとがきにかえて」で、香港の変化について色々述べている。

 

返還の当日は一日中雨で、普通の休日として自宅でテレビを見ていた人が多かったとか、

2003年に俳優のレスリー・チャンがホテルから飛び降り亡くなり、「香港は終わった」と嘆く人が多くいたとか、

2014年の雨傘革命・・・。

 

現在の香港はどんな感じなのかなと思った。

香港映画もかつてほど、あまり大きな話題にはならない。

 

又、本書にはこんな事も書かれていた。

 

「北京などの北方は乾燥が厳しいため、常に水分を補給する必要があるという。だから九〇年代、人々は、ガラスの空き瓶に茶葉を入れて、行く先々で湯だけもらって(湯はタダだそうだ)道々飲んでいたと聞いた」とあった。

 

「九〇年代」と書かれているので、もう、ネスカフェ大瓶のリサイクル使用のお茶は、北京では見られないのか?ちょっとショック。

現代は、良い保温水筒もあるだろうなあ。

当時の人々(主に年配の男性だったが)は、お茶を入れた瓶に手編みのカバーを付けていたなあとか、久々に思い出した。

 

又、「今でこそ、値引きのないスーパーでの買い物が一般化し、市場に行けばどの商品にも値札がついているが、私が住み始めた九〇年代後半でも、市場では今ほど値段の表示はなく、いちいち、聞くことが多かった。間抜け面をしていればふっかけられる」

 

ほう。香港でもそうだったのか。

私は、90年代前半に北京に滞在していたが、市場で値段の表示は無いのが普通だったような。大規模なところはあったかも・・・「間抜け面」でなくても「よそ者」だったらふっかけられた。まあ、これはどこも同じか。

 

著者が好きなお店の様々な料理が紹介されている。

 

お粥のお店、「羅富記(ろーふーげい)」に行きたいと思った。

中環と上湾にあるそうだ。

著者は特に粥が好きではないそうだが、「もっと食べたい。もう一杯おかわりしたい」と思うそうである。

 

飲茶についても書かれていた。ああ、行きたい!