東京国立博物館に行ってきた。
昨年6月、1年間有効の「パスポート」を購入した。
ついに期限切れとなる。この「パスポート」での最後の入館である。
「パスポート」は大変「お得」だったが昨年度で廃止となった。現在は少し違う会員制度になっているようだ。(これまでの制度と比べると「お得」感が減少)
まずは本館の2階、10室から。東京国立博物館は特定の作品以外、フラッシュは使えないが撮影可である。こちらの作品は大変人気で、皆さん撮影していらした。
「魚づくし・さば、かに」 歌川広重 筆 (江戸時代・19世紀)
説明のプレートに、英語と中国語と韓国語訳が!
ちなみに中国語だと「鱼类大全 青花鱼、蟹」だそうだ。なるほどねえ・・・。
「東都御厩川岸之図」 歌川国芳 筆 (江戸時代・19世紀)
説明のプレートには「山口屋から出版された「東都○○之図」と題された洋風表現を取り入れた名所絵」とあった。
この御厩川岸は隅田川の西岸だそうだ。
激しい雨で、描かれている人が「トホホ」という感じがよく出ていると思った。
次は8室。「書画の展開」のお部屋。
「花鳥図」 山本梅逸 筆 (江戸時代・19世紀)
やっぱり、こういう美しい花、鳥は良いもの。
そして、今回の見所はこれ!
7室「屏風と襖絵」のお部屋である。
3年ぶりの展示だそうだ。尾形光琳の「風神雷神図屏風」。重要文化財。
説明のプレートには、「俵屋宗達の先行する同主題作品に基づいて描かれたものだが、画面中央のほぼ同じ高さに位置し、視線を交わしあうなど、宗達に比べ、両者の関係性をより強調する光琳の意図がみられる」とあった。なるほどー。そうか。風神と雷神が同じ高さだ!何とも言えないバランス感というか。
「茶の美術」のお部屋、4室へ。
「文琳茶入 銘 宇治」 中国(南宋~元時代・13世紀)
東京国立博物館サイトでの解説では「文琳とはリンゴに似た果実のことで,小振りで膨らみのある姿を文琳に擬えている。」とある。さらに、「附属している内朱の四方盆も有名で,その箱の貼り紙にある「ウチフンリンノホン」の文字は千利休の筆と考えられている。」とあり・・・
その箱は、上の写真の左上に写っている。確かに書いてあった。カタカナなのね、と思った。
そして、手前に3つ「牙蓋」が、左から「石州」、「遠州」、「織部」。そして素敵な仕覆。
12室「漆工」へ。
現在夢中の茶籠、茶箱、そしてサントリー美術館での「手箱」で、箱には敏感に反応。
「桜蒔絵十種香箱」(江戸時代・19世紀)
説明のプレートには「組香に用いる用具を、一括して二段重ねの箱に収めている」とある。
何だかとってもゴージャスなセットである。
何に使うか、どうやって使うか、私には分からない。調べてみると「組香」とは香当て競技の総称らしい。ふむ・・・。
とにかく美しい。(恐れ多くも)触ってみたいと思った。
ここで庭園を見て休憩。
庭園の一般公開も終わり、静かな感じである。
(続く)









