本日、読了。
貸出期間ギリギリ・・・。
芸術家が愛したスイーツ (著)山本ゆりこ
![]() |
芸術家が愛したスイーツ
Amazon |
タイトルは、「芸術家・・・」となっているが、画家、彫刻家のみならず作家、詩人なども幅広く取り上げられていた。
彼ら、彼女らを愛したスイーツとともに紹介。
美しい写真も多数掲載されており、読んでいて楽しい1冊。もちろん、スイーツも食べたくなる。
芸術家といわれる方々の好んだスイーツは、さぞ手間がかかった物だろうと思ったが、紹介されているスイーツはどれもホームメイドできるような割と簡単なもの。
面白いな、と思ったのは、あのノストラダムス。
「1999年7の月に、天から恐怖の大王が・・・」と予言したノストラダムスである。
実際は優秀な医師だったようで、ペストを予防するためのアルコールや熱湯による消毒、火葬を奨励したり、そして、果物と野菜の保存方法を研究したりしたそうだ。
なんと、ジャムや砂糖漬けに関する書籍も出版しているそうだ。
そのノストラダムスが愛したスイーツとして紹介されているのは「生姜のコンフィチュール」。
ノストラダムスの書籍によると、生姜を熱湯に3日間浸すなどの入念な下ごしらえをするレシピのようだが、著者により、生姜、蜂蜜、バターのみが材料のシンプルな作り方のコンフィチュールが紹介されていた。
シュルレアリスムで有名なダリ。
そのダリが愛したスイーツとして紹介されているのは、意外にも「バナナのソテー、ラム酒風味」である。分かりやすく言えば「焼きバナナ」。もっと・・・複雑なスイーツを好んでいたと思っていた。
著者により再現された写真を見ると、スライスアーモンドを振りかけてラム酒によりフランベされた、何ともおしゃれで美味しそうな一品。
材料は、スライスアーモンド、バナナ、ライム(!)、無塩バター、砂糖(未精製糖)、ラム酒、である。
うーむ。
ライムでバナナの褐変を防ぐようだ。この褐変防止には普通はレモンを使うが、ダリのレシピでライムが使われていたので、著者もライムを使用したそうだ。エキゾチックな味になるという。ふむふむ。
