読了。
「しあわせ中国 盛世2013年 」を読んでから、中国の小説を読んでみようと、
本書を選んだ。
先だって、楊絳氏の「別れの儀式 」を読んで、
他の作品も読んでみたくなったのだ。
「風呂」 著:楊絳 訳:中島みどり みすず書房
Amazonで検索したところ、
すでに販売していなかったので、(某図書館から借りた)本書を写真に撮った。
こんな感じの表紙。スニッフボトルの写真が使われている。
中華人民共和国成立後のある文学研究機関が舞台となっている。
ドタバタの恋愛模様が描かれ、非常にユーモアのある物語だが、又、非常に含みのある内容でもある。
題名の「風呂」というのは、「前がき」では、こう書かれている。
引用する。
この小説は、解放後知識分子が経験させられたはじめての思想改造-当時、「三反」と通称され、また「ズボンを脱ぎ、しっぽを切る」ともよばれた-を描いている。この知識分子たちは耳がやわにできていて、「ズボンを脱ぐ」というようなもの言いが耳ざわりだったので、「洗澡(シーザオ)」[風呂に入る]とよびかえた。西洋人のいわゆる「洗脳」に当たる。
「三反」運動で物語が終わっているが、
この後、時代は文化大革命へと進んでいく。
この物語の登場人物たちだったら、どうやって乗り越えるのだろうか・・・と考えずにいられなかった。
知識人にはとても厳しい時代だったように思う。
又、物語だけでなく、
訳者である中島みどり氏による「訳者あとがき」は、作品、著者、時代背景など、とても分かりやすく説明されているので、この部分も必読、である。
ブログネタ:暇な日、お風呂はご飯後?ご飯前?
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私はご飯後 派!
お風呂・・・・。
本当の「お風呂」は、
ご飯も、片づけも、仕事も、明日の用意も、全て終えてから入浴したいものである。

