一気に読了。
- 別れの儀式 楊絳と銭鍾書 ある中国知識人一家の物語/勉誠出版
- ¥3,360
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先日、ブログに「しあわせ中国 」に、本書の原書となる「我們仨」について書かれていたことを書いた。
調べてみると、なんと日本語訳が出版されていたのだ!
取る物も取りあえず、読んだ、という感じ。
いやあ、一気に読み終えてしまった。
本書は、作家であり翻訳者である著者の楊絳女史のご主人とお嬢さんとの別れを幻想的に描いた部分と、著者が結婚して、お嬢さんが生まれて・・の家族の記録の2つの部分で構成されている。
10年前に読んで、内容は知っているものの、前半の幻想的な物語は、「謎解き」のようで、「どうなるんだろう」と先へ先へ読み進めてしまう。
が、泣けてくる。本当に悲しくなってしまう。
家族3人であったのに、最後に1人になってしまった著者の悲しみが、特に最後の数ページで、静かに、静かに伝わってくる。
後半の家族の記録は、著者のユーモアのある文章でスムーズに読めるが、日中戦争、文化大革命と大変な時期にタフに生きた様子が伝わってくる。
又、丁寧な注釈が加えられており、登場人物や、建物などについてよく分かった。
私は、著者の「幹校六記」「お茶をどうぞ」、そして、著者のご主人である銭鍾書氏の「結婚狂詩曲―囲城」をいずれも(日本語訳で)読んでいる。
本当なら原文で読むと良いのだが、とりえあず、日本語訳のものを読み直したくなった。
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お節料理、割と好きです。
