前回も書きましたが、
The cat ...
で、はじまれば、日本語では「猫が」という助詞がついた意味になります。
「が」はなぜついたかというと、英語では「最初に来た名詞は主語と考える」というルールがあり、日本語では主語には「が」をつけるというルールがあるからです。
※「が」じゃなくて「は」じゃないの?と考えた方が多いと思います。もちろんそのとおりなのですが、「は」は、「伊勢エビは食べてない」「小栗旬は雰囲気がさわやかだ」のように、主語いがいの目印としても使います。主語の目印として「は」を使うと説明が不正確になるおそれがあるので、ここでは便宜上「が」で統一します。
ここに、日本人がなかなか英語が上達させられない原因があります。
「The catは/ranした/my roomで」のように、英語にも助詞がついていれば、日本人にも英語が簡単に理解できるようになります。あとは単語だけの問題です。
単語を知らなければ、辞書を引くなり、話し相手に聞くなりすれば、「ああなるほどね」となるはずです。
でも、残念ながら英語には助詞がついていません。
だから、最初の段階では、英語を読んだり聞いたりするときに、自分で助詞をおぎなって意味を考えざるをえないのです。
読むときは自分のペースでやれるのでまだいいのですが、聞くときは相手のペースです。
「すみませんが、ゆっくり話してください」とたのんで、相手にゆっくり話してもらっても、まだ速くてわからなかったりして。
(‐^▽^‐)では、どうすればいいの?
もちろん最後は量をこなして訓練するしかありませんが、最初の段階でアタマの中で「枠組み」を作っておくことで、訓練の段階をぐっと短くすることができるかもしれません。
(。・ε・。)え? 「アタマの中に枠組みを作る」ってどういうこと? 何ソレ?
それは「最初の名詞が来たら主語」というのを自動的にアタマが処理してくれるようにすることです。
(`・ω・´)ええ? また来た・・・何ソレ?
はい、よくわかりませんね。
つまり、
1.名詞のカタマリを認識できるようにする。
↓
2.最初の名詞のカタマリを主語と決める。
ということです。
「最初の来た名詞は主語」と考えるには、「名詞が名詞だとわかる」ことが前提となっています。
名詞は誰でもわかるでしょうが、でも、名詞のカタマリを認識するにはけっこういろんなことを知っている必要があります。
だから、どうしても2段階必要になるわけです。
このことについてはさらに追求しますが、次回以降はこのことに関連して、日本語と英語の違いについてすこし考えましょう。
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