時間が経つにつれ
信じたことに、悔しさを覚える。


でもね。


でも、嘘偽り無く、
ダイスケくんと過ごした時間は
ホントに、ホントに
すんげー楽しかったんだ。



恋するドキドキの楽しさも、確かにあったよ。


だけど、それ以上に
アメリカで、同じ土地で暮らす「友」として過ごした時間は
何に変えることもできない
思い出深い、楽しい時間だった。




帰国すると決めた後は、いっぱい遊びに行った。



住んでるところから、車で2時間くらいのところに
ネイティブアメリカンの保護地があったんだ。

そこには小さなカジノホテルがあって
スロット等のマシンギャンブルが楽しめる。


長い峠道を越えて行った。
途中で見た秋の景色が、とても美しくて
カメラを持って出かけなかったことを2人で後悔した。

ギャンブルは、負けちゃったけど
ゲーセン感覚としては、かなり遊べたと思う。



帰りの道は、もしかしたら、アメリカ屈指の
ツーリングコースなんじゃないかな。

100を超えるカーブの坂を下りては上りを繰り返し
20代の若者に、相当な痛手を負わせていたよ。





州越デートは、これを含めて3回したけど
そのうちの2回は、アウトレットへ。

3時間かけて行って、4時間買い物して、また3時間かけて戻ってくる。


私よりも、ダイスケくんの方がいっぱい買い物してた。
(自分のおこずかいでね)


後部座席が、荷物で埋め尽くされて笑えた。

帰宅した後、ダイスケくんが作ってくれた素うどんが
かなりおいしくて、泣けた。

具は、わかめのみだったけど
出汁がきいてて、疲れた体には、本当にいい味だったな。





そうだ。
ダイスケくんがお料理してくれたのは
も1回あったわ。


私がガレージセールで疲れてしまったので
カレーを作ってくれ、とお願いしたんだ。


これも、コクがあって、おいしかった~。

そん時、ダイスケくんに専業主夫をかなり勧めたよ。





お料理ネタとしては、牛タンが印象的かな。

写真を撮っておかないところが
ブロガーとしての意識が全く無くなってしまっていた証拠。


実は、ウォルマートに、牛タンが1本、真空パックで売ってるの
知ってる?<<<在米中の日本人のミナサン。


マジで舌を切ったままの状態で
もちろん血だらけだし、舌の表面の皮だって付いてる。


ダイスケくんが、どうしてもキモくて勝てない代物だってんで
私が一人で買い、処理をし、調理をした。


舌の根元の方は、塩タンとして焼き肉に。

先の方は、タンシチューに。




塩タン食べた瞬間には小躍りをし


シチューに至っては、盛り付けたとたん
大喜びで写真撮ってたね。

もしかしたら、自分のブログに貼り付けたのかも。


シチューのタンは、本当に柔らかくておいしくって
かなり贅沢だった。


好きな人と2人で、「おいしいね!」って言いあいながら食べる食事って
どんだけ幸せで、楽しいことかと
しみじみ感じたわ。





ダイスケくんが帰国する直前には
高台に行って、自分たちの住む町の夜景を見て
アメリカのオレンジの光を目に焼き付けて
その別れを惜しんだ。


また、少し山がある方にも行って
満点の星空を眺めた。

いくつもの流れ星を見つけては、
見つけたことに喜びを感じ
祈りをささげることを忘れた。





泣けるほど幸せな瞬間って、
みんなそれぞれ持ってるもんなのかな。


私は、今まで、あったのかもしれないけど
記憶に残ってない。

でも、初めて知った。


嬉しいと感じて、泣けること。



握りしめた手を、ギュっと握り返してくれたこと。

星を見上げているとき、ふいに後ろから抱き締めてくれたこと。

家に帰る前に、左目の横にキスしてくれたこと。




今、思い出しても
嬉しくて、嬉しくて泣けてくる。





文学や経済に無知な私に
いろんな話をしてくれたり、本を貸してくれたりした。


英語の勉強方法も教えてくれた。



もちろん、水曜どうでしょうの動画も
一緒に見た。

映画も見た。





いっぱい笑った。

お腹が痛くなるくらい、笑った。


いっぱいしゃべった。

たくさんの夢を語り合った。




たった5カ月とは思えないくらい
多くの時間を一緒に過ごしたよ。



お互い引っ越しの準備で
相当忙しかったけど
私は、充実してて、濃かった。

あの時間があったから
私は、アメリカを嫌いにならずに済んだ。

どーしよーも無い国だけどね。
好きな国の1つだよ。



日本に帰国して、みんなから聞かれる。



アメリカ、どうだった? と。





私は、0.5秒で答える。



楽しかった!!




ダイスケくんのいない時間も、もちろん楽しかった。

でも、ダイスケくんがいたから
「楽しかった」は、0.5秒で答えられる。



アメリカに来て良かった。

出会えてよかった。




心から、そう思った。




そんな積み重ねた時間は
永遠に残るモノだと、信じて止まなかった。


たとえ離れても
この時間や思い出は、2人の間に残るんだと。