【散文/小旅行26】第3回調停・白露編 | 世界畜産動物福祉ランク最下位Japan、遅れ過ぎやろ?!《元ナースの動物愛護と白血病のブログ》

世界畜産動物福祉ランク最下位Japan、遅れ過ぎやろ?!《元ナースの動物愛護と白血病のブログ》

✰10/4血液内科病棟退院1年+214日目、生存中。♦️Japanは世界畜産動物福祉ランクが最下位のGランクです。♦️10/4迄休みます




9月16日(水)は
第3回調停日だった

開始時間は午前10時

今回は
私にも弁護士さんが付く

弁護士さんに
9時45分に
簡易裁判所一階の
手荷物検査のゲ-トを出た所で
待ち合わせましょうと言われた

私は
かなり早めに地下鉄淀屋橋駅に着いた

なので
橋の上から土佐堀川と堂島川を眺めたり
街路の花を眺めたりしながら歩いた

土佐堀川で
向こうから横に広がった
黒い塊が川面を滑って来るのを見た

近付いて来たのでよく見たら
おっちゃんが1人乗っていた

黒い塊は
モ-タ-で動くボ-トのようなものだった

それはやがて橋の下へ消えた

ボ-トのようなものが立てた波は川岸まで到達し
川の中から突き出た石にのっていた水鳥が
波に落とされていた


街路には鮮やかな花々が咲いていた

私は
秋らしいものを探したが
無かった

秋と言えば
すすきや
女郎花や
コスモスだと思うのだが
そんなものは見当たらなかった

私は
道草をそこそこ食ってから
簡易裁判所へ向かった


弁護士さんが付いたから
私はただ黙っていればいいんだろうか……と思った

自分で全部やらなくていいので
今回は少し気が楽だった



9時42分に私は
手荷物検査のゲ-トを抜けた

弁護士さんは先に来ていて
2人で受付けのある階へエレベ-タ-で上がった

そして
指定された番号の調停室まで行った


時間通りに調停が始まった

机を挟んで
あちらに調停官1人と調停委員2人が座り
こちらに私と弁護士さんが座った

あちらとこちらの間には
アクリル板があった

が
横方向への配慮はされておらず
つまり皆普通に並んで座っていたので
全員の横方向のソ-シャルディスタンスが保たれていなかった

調停官の位置は最悪で
調停委員に挟まれた真ん中に座っていたので
左右のソ-シャルディスタンスを失っていた


私はなるべく黙っていようと思った

と言うか
全部弁護士さんに言って欲しかった

主に弁護士さんが
調停官とやり取りをした

が
時々私に調停官から質問が飛んで来たり
弁護士作成の主張書面に私が補足しなければならなかったりして
沈黙を決め込むという訳には行かなかった

私は喋る

滅茶苦茶喋る

看護師で病棟勤務の時は
こんなに喋らなかった

外来勤務になってから
患者さんへの長い説明という業務が必須になった

検査、日帰り手術、入院の手続き、予防接種などなどについて
たくさんの患者さんに
毎日毎日説明しまくった

注射(採血・点滴も含む)と説明……
これができれば
外来勤務の看護師は務まると私は思っている

外来で説明し過ぎて
私は早口でたくさんの言葉を放つようになったのだ

職業病である

調停室でも
振られれば一頻り喋った

よくもこれだけ喋れるなと
もう1人の自分が呆れていた


基本
看護師というのはお喋りだ

それは
現場では普通の事なのだ

そのあたりの事を
誰かに解って貰いたくて
今弁解の言葉を並べている


さて………調停だが
相手からある要望があり
次回はそれに添う主張書面をこちらの弁護士が作成して来る事になった

調停の場で
施設や施設の医師のついた数々の大嘘が露呈してしまい
お前ら謝罪するしかないやろ………と
私は思っているので
要求できる立場か!?と内心むっとした

論点を整理してくれと言うのだ

私は最初の申立書に
7つに絞って質問を上げた

これ以上シンプルなものがあろうかと思うくらいに
解りやすく書いてやった

それに対して
相手方代理人の弁護士が主張書面を出して来た

これが嘘だらけだった

しかも相手方が出して来た資料の内容も
嘘だらけだった

そのせいで
とっ散らかってしまったのである

私がまとめたものを
広げたり散らかしたりしたのは相手方なのだ

そいつが
論点を整理しろとは………

そちらこそ
ホントと嘘を整理しろよと思った

が
こちらの弁護士さんは
了解した

私は弁護士さんが
何をどう了解したか解らなかった



次回の調停は
10月16日(金)に予定されている

私は
私の弁護士さんにお任せするしかない


次回の調停日は
母の四十九日の法要の翌日である

母は去っても
娘は今も戦っているのだ

弁護士さんによると
これは調停なので
最終的には妥協という形になるらしい

私は一応承諾した

承諾はしたが
毎日神仏にあの非道な医師を成敗して下さるようにお祈りしている

理屈は要らない

あの母の姿を見た時
人道的に赦せないと思った

3年経過した今も
その感覚に揺るぐ余地は無いのだった

施設の職員に薬だと言われ
来る日も来る日も
素直に毒を口に入れる年老いた母が目に浮かび
私は泣けて来る


この世であろうと
あの世であろうと
絶対に赦されない行為がある

どちらの世でも構わない

落とし前は
きっちりとつけて貰わねばならない




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9月16日、午前9時半の土佐堀川
川面に黒い塊が見えた


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黒い塊が
音と波を立てながらどんどんこちらに迫って来る
不思議な光景だった