KENZO
「彼女はモードの勉強をしにパリに来ていた。でも「もうミラノでもなく、パリでもない。これからのモードはトーキョーよ」と言った。ではなぜパリに来たのか、と訊いたら、「Kenzoがいるから」と笑って答えた彼女は今頃どこで何を思っているだろう。」…とある方が書かれていたお話です。5月くらいに投稿した私がParisにきた3つの理由。3つ目はまたいつか、とで。その3つ目…わたしも、彼女と同じ理由のその一人です。20歳くらいにショーのお手伝いで知り合った男性のヘアメイクさんが、KENZO のレディースをいつも素敵に着こなしていました。彼の影響で、KENZO氏の話を聞くことが度々。それ以来、KENZOの洋服に魅せられ20代の頃は、KENZOの服ばかり来ていました。殆どの方は、大胆な花柄がイメージでしょうが、上品な水玉や、フォルムが素晴らしい品のある細番手のコットン無地シャツ、ベージュの麻のパンツ…私のイメージは、大胆な花柄ではなく、これなのです。KENZO氏の故郷のある姫路城にて大きなショーがありました。それが素晴らしすぎ…KENZO氏のいるParisにいつか行こうと思いました。昔、KENZO氏が住んでいた11区…渡仏当初も偶然にも11区に住み、長く勤めた仕事場も11区。KENZO 氏の自宅はすぐ近くでした。今日、10/4は、KENZO氏の突然の旅立ち、ちょうど1年が経ちましたね。旅立つ少し前に、お元気で若々しい、可愛らしい仕草をされていた姿をテレビで見たのが目に焼きついています。時の経つのは実に早い。(写真は、Castelbajac氏の思い出から)*Kenzo, Anne-Marie Beretta, Jean‐Charles de Castelbajac, Chantal Thomas, Madame Grès, Yves Saint Laurent 1984...une époque qui me plait.わたしの大好きな時代のひとつ。