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今、多くの教育機関で学生にChat GPTなどのAIを使わせないように必死の努力をしている教育者がいます。
例えばテストを「手書き」で答えさせるようにするとか、ペーパーも教室内でしか書かせないとか。
私が勤務している大学でもコロナ前には「テストは手書きで」とか「作文も教室内で書かせる」という規定がありました。コロナ禍に一番よく聞かれた質問は「どうしたらカンニングを防げるか」というものでした。先生によってはカメラをオンにしたままテストを受けさせるとか、冗談みたいですが、カメラをオンにしたまま 教科書を手が届かないところに投げさせて動かずに(取りに行かずに)テストを受けさせているなんて言っていた先生もいました。
私はコロナでロックダウンになる前から、オンラインのテストを開発していたので、先生たちが従来の方法(紙を配って教室の中で学生がテストを受け、先生が監督するという形式)でおこなっていたテストをどうやったら教室外でも同じようにできるかについてはあまり名案がありませんでした。ただ監督しなくてもオンラインで受けさせるテストで公正に評価できるかどうかについてはさまざまなワークショップに出たりして、ノウハウを身につけました。
そのため、自分の学生にも娘にも「AIやオンラインツールを上手に使って学習する」ことを推奨していますが、今のところ、学生さんたちも我が子もAIを積極的に使いたがりません。
特に娘は自分のクリエイティブな創作活動にAIを使うことに非常に抵抗があります。抵抗があるというより、拒否反応を示しています。そのように娘を教育してくれている学校の先生には感謝しかありませんが、時々時間がなくなり体調を崩すまで自分を追いつめている娘を見るとかわいそうになります。最近は、どの部分に自分のクリエイティブな創作意欲を使うか、何に時間をかけるべきかがわかってきたようです。
昨日 娘は私と一緒にプレゼンテーションのスライドを作りました。本当に驚いたのは(娘にとっては)どうでもいいというか重要視していない部分はTemplateに情報を入れ、あっという間にAIに作成させ、自分が作りたい部分は絵コンテを手書きで描いてそれをデジタルに落とし込み、一枚ずつ時間をかけて作成していったことです。
あ〜 こうやってデジタルネイティブは自分の創作意欲を保っているんだなと感心しました。
AIとの共存。私はついつい楽な方に流されますが、娘のように頑固なまでに自分の世界を貫くタイプの人にはどうやって共存していくかが一番大事なスキルのように思いました。
