娘は今 アメリカの高校の11年生でGlobal History (世界史)を勉強しています。娘は中高一貫の私立校に通っているのですが、なぜかHistoryの勉強の順番が他の中高生と違っているようで、それは別にいいんですけど、もうちょっと基礎的な知識を学んでから地域の歴史や世界の歴史を学ばないとわかりにくいんじゃないかな〜と思うことがあります。
今は1800年代から1900年代後半の産業革命について学んでいるようですが、娘の読み教材を見ていると日本で高校生が習う世界史とまったく違うアプローチなので興味深いです。
イギリスでは労働階級が中流階級に台頭していく過程で、能力のある男性は外で働き、女性は家庭を守り、女性の労働者は未婚の若い女性に限られていったというような記述がありました。それまでは農家や製造業も紡績業などが主流で男性や女性の隔たりなくすべての労働者階級は均等に労働を分担したのに、産業革命以降、上流階級と労働者階級の間に、中流階級がうまれ、中流階級人口が増加したことに伴い、男女の役割が分担され、男性が外で働き、家族を養うのに十分な賃金をもらえることが中流階級の証のようになったらしいです。
現在のイギリスがどうなのかはわかりませんが、現代の日本ってまだこの考えというか慣習が残っていますよね。でも実際には一家庭に収入を得る人がひとりだけだと経済は発展しないですよね。最近よくいう「ワンオペ」は女性が家でひとりで子育てをしていることを指すより、男性がひとりで稼いでくる状態を指した方が適切なんじゃないかと思いました。一家庭にひとりの人間だけが報酬を得られる活動(=給与がもらえる仕事)をしている状況は、現代において日本以外にあるのでしょうか。
娘の世界史の勉強を一緒に見ながらいろいろなことを考えました。因みに娘は「プロレタリア」と「ブルジョワジー」の発音が英語モノリンガルより上手だそうです。日本語のカタカナ発音の方が原語に近いみたいですね。