以前にあるフリーランスの日本語教師の方が「クチコミや紹介は『最強』でもあり、『最恐』でもある」と言っていました。
家庭教師や塾を選ぶ場合、先生や学校の実績や教育内容が参考になるのだと思いますが、それよりも大切なのは教える側(先生や学校)と習う側(生徒・学生)との相性ではないでしょうか。
小学校から高校は「先生」を生徒側が選ぶことはまずできないと思われがちですが、アメリカの小中高の場合、先生やクラスのリクエストができる学校もあります。
私はそんなシステムがあることを子供が学校に通い出す数年前に初めて知りました。ただし入学時や前年度に希望を出してもその先生が子供の翌年度の学年を教えるかどうかはわからないし、特に新しいプログラムや学校だと先生の雇用が安定していないということもあり、希望通りになる確率がどのくらいなのかはわかりません。
日本人の方のブログやXや掲示板などへの書き込みを見ていると移住や駐在が決まってから先住の日本人に情報を聞いたり、日本語のフリーペーパーなどに載っている情報で学校選びをしているような印象です。
「日本人が多い学校がいいのか」「日本人がいない学校の方がいいのか」については親御さんの好みがわかれるところだと思いますが、言語習得とか学力の基礎づくりとかお子さん自身の性格などを熟慮して決めるといいのかなと思います。
もちろん学校のランキングとか治安とか他にも考慮する点は多くあると思うのですが今の世の中「クラスに日本語話者がいると英語が上達しない」とか「学校のランキングがいい学校を選んだら英語の習得には問題ない」ということは、まずないのでアメリカの学校選びで「英語の習得」を第一理由に考える教育移住の方はお子さんの特性というか性格に合わせて学校選びをしてあげることをおすすめします。
因みに私は日本語でも授業が受けられる「日本語イマージョンプログラム」の監修を長いことしていますが、自分の子供をイマージョンプログラムに入れなかったのは「日本語ならなんとか私(母)が教えられるけれど、英語は学校でしっかり教えてほしい」と思ったのと何よりも学校は私の職場から近くないと通学に時間が取られて無理だと思ったからでした。もし私の職場と今、住んでいる家の近くにバイリンガルプログラムがあったら、その学校を選んでいたと思います。そして自分の子供の性格からして、二言語で学ぶことによりもっと学習への意欲や楽しみが増したかもしれないと思っています。でもプログラムが作られる学校の立地までは自分では選べなかったし、仕事も変えられなかったので、自分が選べる中で最善の選択をしたと自分には言い聞かせています。
ブログを書き始めた頃に書いた学校選びに関する私の意見の記事です。
アメリカの教育一般について書いた記事のまとめはこちらです。
