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子供は自分で言葉を操るようになると、いろいろな間違いをしたり、面白い言葉を作り上げたりします。

モノリンガルの子供の場合によく起こるのが Overgeneralization という違う名前があるものを全部一緒にしてしまう現象です。

 

一例をあげると、ネコをニャンニャンと呼んでいた子が、動物園に行ってトラを見た時「大きいニャンニャン」と呼ぶような現象です。こういう場合、たいてい大人が「あれはトラっていうのよ」と教えて言葉を覚えていきます。

 

バイリンガルの子供の場合、1つの言語では知っているけどもう1つの言葉ではなんというかわからない時、自分なりに知っている言葉同士を組み合わせて訳すことがあります。

 

例えばアメリカの小学校の校庭は「ブラックトップ」と呼ばれることがよくあります。これは校庭の表面がアスファルトで、ある種類のアスファルトがblacktopと呼ばれ、そのまま「校庭=ブラックトップ」となってたようです。これをアメリカで育った子供が日本人と話す時「校庭」という言葉を知らないと カタカナ発音で「ブラックトップ」と言い、通じないと「黒い上」と言ったりします。

 

前のトラの例ですが、我が子が3−4歳の頃、動物園でトラを見て

Big ニャンニャン

と言ったのがかわいくてかわいくて、ずっと真似をしていました。

その場で「あれはトラっていうのよ。It's a tiger not a cat.」と言ったら娘はその場でその単語を覚えたかもしれませんが、自分で見つけた言葉で言ったことをすぐに否定されたら、こういう「言葉さがし」をしなくなるかも...と思ったので極力、差し障りがない時には、娘の発話を訂正することはしませんでした。

 

バイリンガルの子は、よく直訳による語彙選びで面白い間違いをします。

バカにするのではなく、ウケてあげるのはいいんですが、親御さんによってはあからさまにバカにする人もいて そうされると子供は自信を喪失するし、苦手な方の言語を使わなくなります。

 

幼稚園の頃、我が家に遊びに来た日本人のお母さんが 娘に時計の読み方を教えようとしたのですが私は「すみません。本人が気付くまで、時計の長い針が4の時は20分ていうの...みたいな教え方はしないでください。」と言いました。我が子は小学校1年生の終わりまで「アナログの時計を読む」ということはしなかったんですが ある日突然「ね〜、(アナログの)時計のハンド(英語では針はHand)を見て時間がわかるようになったら、いつママが迎えに来るかがわかりやすくなった」と言いました。そういう何かがわかった瞬間を子供が気づいて教えてくれるってすてきじゃないですか。

 

話がちょっとそれちゃいましたが、子供が日本語と英語の違いに気づくとか自分で言葉を作り出そうとしているのを見守ってあげると子供は両言語を安心して操れるようになる気がします。