今月は日本での英語学習について50家族のケースステディのうち、12から20番目のご家族を紹介していきます。研究のためにデータ使用許可をもらっていますが、ブログに載せている時に、住んでいるところや学校を多少変えています。

 

18番目のご家族はこちら。

 

ご主人― アメリカ人と日本人の両親を持ち、小中高はインターナショナルスクール 大学はアメリカの大学の日本校

奥様―アメリカ留学経験あり。主婦

お子さんー高校3年生女子 アメリカ大学留学希望 (オーストラリアの大学に翌年から入学)

 

知り合いと環境、お子さんの年齢が酷似しているので、もしその方がこのブログを読んだら「これってウチのことを無断で書いている?」と誤解されそうなので先にお断りしておきます。

 

私のリアルの知り合いとの一番の違いは、お子さんが普通に公立の小中高に通い、アメリカの大学ではなくオーストラリアの大学に進学したことです。

そしてご主人のご両親の国籍が違うのと通った学校の地域も違ったのでインタビューする前から、知り合いである可能性は消えました。

 

このご両親と話していて感じたのは、おふたりの英語教育に関する温度差です。英語が得意であろうご主人の方がインターナショナルスクールに子供を通わせることや日本での英語教育に消極的でした。一方、奥さんは自分が大学中にアメリカに留学して英語に苦労したので、ご主人のようにお子さんも小学校からインターナショナルスクールに入れようと決めていたそうです。ただ学費の高さや通学の心配があり「もし本人が行きたいなら中学から」と決めて結局は高校まで普通校に通いつつ、小学校1年生から英会話を習っていたそうです。

 

お子さんは日本の大学に進学するというオプションはなかったわけではなく、漠然とご両親が海外の大学を勧めるので、アメリカの大学受験に必要なSAT(共通試験)を受けたり、海外の大学のZOOMによるオープンキャンパスに参加したりしていたそうです。奥さんは自分の留学経験からアメリカの大学を第一候補にしていたのですが、学費の問題や安全性などを考え、シンガポールやオーストラリアの方がいいのでは、と考えたそうです。それに対してご主人は「学費や生活費が高くても大学はアメリカがいい。今まで教育費を節約したのは大学に備えたのだから。」と主張していらっしゃいました。

 

私がインタビューをした時は、ちょうどお子さんが大学受験準備期だったので、どのような英語学習をしているかをお聞きしました。日本でも海外留学に特化した進学塾があるそうで、子供の頃からずっと英会話をマンツーマンで習っていたお子さんは学校でも塾でも英語の成績はとてもよかったそうです。これはあくまで日本型の英語教育での成績がよかったために、日本人に合わせた海外留学向けの受験塾でも上位だったということだと思います。マンツーマンの英会話のお月謝ですが、週2回(1回45分)で、月1万円程度だったということでした。これってかなり安いですよね(日本の相場がわかりませんが...)。ご主人のお友達とかに頼んでいたのでしょうか。そのレッスンで培った英語力がどのように学校教育の英語と噛み合ったのかをもっと深く聞きたいと思いました。

 

 

 

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