前回は、補習校でも継承語学校でも本人次第で、学びは促進されると書きましたが、この「本人次第」というのが曲者です。
たまたま我が子は「日本大好き」「日本のものがCOOL」だと思うように育ちましたが、みんなが同じようになるとは限りません。
私は自分はへなちょこだったのに、娘には「がんばって」とプレッシャーを与えてしまうことが多かったです。 補習校の宿題が嫌で泣いていたり、テストの前に何度も計算を練習させられて、手にびっしょり汗をかいたりしていたので、今 振り返ってみると、娘はよく補習校を嫌いにならなかったとありがたく思っています。
娘が続けられた理由は、毎年 夏に通うことができた日本の小学校での体験と小5から始めた『ちゃれんじ』のおかげだと思っています。 小1で挫折しそうになり、学校を変えて小2から小5まで補習校に毎週通いました。小6になる時、現地校の中学受験をするので、そのお勉強を一生懸命やることと『ちゃれんじ』はきちんとやるという条件で補習校を休学しました。
現地校の受験が終わってまた補習校にもどりたいと本人が言い出した時は「今度は自分でやりたいと言ったんだから、またすぐやめるって言わないでよ」と言いました。
私は小2から小5まで通っていた方の補習校に復学してもらいたかったのですが、本人の希望で小1まで通った学校にもどりました。 中学に入って1年だけ通学し、2年と3年はコロナでオンライン授業でした。
また中2の1月から中3の6月まで 半年間休学し、8月に復学届けを出して9月からもどりましたが、正直、オンライン中はまったく補習校の勉強をしていませんでした。
私がオンライン授業を提供する日本の会社の教材開発に関わり、使うことができたので、家で一緒に日本の社会や理科を勉強していました。数学だけは日本人の高校生のお兄さんに週1回習っていました。
こんな感じで、我が子はなんとか義務教育中(小1から中3まで)の日本の教育課程を経験できたので、私は補習校に対しては好印象を持っています。
私がこれからの補習校に何らかの要請というか改善点を指摘できるとしたら「子供を日本嫌いにしないような教育の徹底」でしょうか。別に愛国主義者を育てろというわけではないのですが、せっかくなら「日本語ができると楽しいことがたくさんあるよ〜」という気持ちを育む場であってほしいと思います。