先日、学会で日本に住む海外からの移住者の子供が高校生になっても、小学2年生程度の漢字しか読めず、文を書かせようとすると1行書くのに何時間もかかってしまうという例を聞きました。
 
これを書字障害と見るのか、母語以外の言語だからと見るのか、心理的要因が原因と見るのかは、その高校生をよく観察し、それまでの言語環境を調査しないとわからないと思いますが、その人が日本語を話しているのを聞く限り、かなり流暢に話せていました。
 
このことを娘に話したら、娘が
 
それはゲシュタルト崩壊だね!
 
と言いました。
 
え? 何? 何語? 
 
と私は聞きなれない言葉を娘がサラッと言ったので驚きました。
 
娘はこの言葉を『名探偵コナン』のマンガで知ったそうです。
 
そして驚くことに 娘は小学校高学年(4年生ごろ)から、漢字を「書く練習」をしていた時には目をつぶって何度も書いていたそうです。ずっと見ながら書いていると混乱して覚えられなくなったからだと言っていました。
 
確かに4年生くらいから、娘は日本語補習校の漢字テストの点数がとてもよくなってきました。それは何度もノートに書いていたからだと思ったのですが、そんなストラテジーを使っていたとは...
 
 
娘は「東方の曲とかボカロ曲を弾いているまらしぃさんもそうやって難しい漢字を使っている楽曲のタイトル(の字)を覚えたらしいよ」と言っていました。
 
確かに音を聞いて譜面を見て(も見なくても)指の動きで覚えるというのはピアノを弾く人にはごく自然な流れですよね。
 
そうして娘はゲシュタルト崩壊しないですんだということでした。
学会発表した先生にメールでお伝えしようかしら。
これって誰もが知っている現象(と用語)なのでしょうか。
私は初めて聞きました。
 

 

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