最近、アメリカに数年住んで日本に帰国した方から英語保持に関する質問をよく受けると書きましたが、今は帰国子女クラスだけでなく様々な方法で、英語力を保持し伸ばしていく方法があります。
 
海外(英語圏)に住んだ経験がなくても家庭で英語を学び、英語力がかなり高くなるお子さんもたくさんいらっしゃいます。
 
私は昨年から、ある大手英語教材会社のリサーチ部門のお仕事をしています。その前は別の通信教育の会社の教材作成のためのデータ収集のお仕事をしました。どちらも日本では最大手の会社なので、お願いすれば子供のために教材を無料提供してくださったと思うのですが、私は敢えてお願いしませんでした。もし自分の子供で試してしまうと冷静にリサーチ結果を出したり、教材の評価ができなくなってしまうと思ったからです。
 
そしてその会社の仕事内容や教材をこのブログで宣伝しないのも、私が書いていることが宣伝だと思われたくないからです。でも自分が関わっているからということだけでなく、どちらも非常に優れた教材を開発していると思いました。だからこそ最大手の会社になったのでしょう。
 
また会員数、購買数が多くなると、その資金を使ってリサーチしたり、優秀なスタッフを雇えるのでさらに向上していきます。
 
ただどんなにいい学校、先生、教材であっても向き不向きはあります。
そしてどんなに環境に恵まれなくても、できる子はどんどんできるようになります。
 
私がおこなったリサーチの参加者には、日本国内で家族に英語母語話者がいなくて、インターナショナルスクールなどに通わなくても、英語が習得できた子供には次のような特徴がありました。
 
  • 柔軟性がある。(いい意味でこだわりがない)
  • たった一つの正解で満足せず、他のやり方もあるのかな、こういうやり方でもいいのかな、という探究心がある。
  • 不満があまりない。満たされた感じがある。
おそらく、こういう子供は、どの科目でもうまくいくタイプだと思うのですが、日本の教育ではあまり重視されない「自分から選択肢を広げる 一つのことで満足しない」という能力は、実は言語習得にはとても重要です。
日本人が英語ができるようにならない理由は、日本人にとって英語は習得しにくい言語だというだけでなく、小さい頃から1つだけの正解を覚え込ませられるからだと言われています。
 
「教室は間違うところだ」という先生もいますが、「教室は間違えるところではなくいろいろな選択肢があって、探り合っていくところ」にすれば、もっと言語習得は楽しくうまくいくのではないかと考えています。
 
日本式の受験英語的なもの(英検だとかなんとか試験)で『学習』させなければ、世界中どこにいても英語の習得は可能です。
 

 

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