1950年代から20世紀の終わりくらいまでに、日本から英語圏に移住した人の大半は国際結婚だったと書きましたが、現在私は、その人たちの言語使用の調査をしています。前におこなわれた研究では、アメリカを例にとると人種が異なる結婚(例:アジア人と白人)の場合、ほぼ90%はマジョリティ(アメリカだと白人)の優勢言語が家庭内の使用言語になるようです。

 

日本人は「英語ができること」を誇りに思うことが多いので、アメリカ人と結婚した女性が、日本から来たばかりの英語が得意ではない人にマウンティングする光景をよく見てきました。

そういう人の中には「日本語ができなくなっていくこと」がむしろかっこいいと思っている人もいました。

 

言語習得に個人差があるように、言語喪失にもかなりの個人差があります。

一般的に「言語の才能」と言われる言語運用能力は、母語の習得と第二言語(あるいは外国語)の習得は脳の別のところを使っていて、一言語(母語)が口達者でも別の言語が習いにくい人はいます。第二言語習得がうまくいった人は概ね、言語喪失は起こりにくいです。つまり二言語習得ができた人はそれぞれ脳の別の部分を使っているので、1つの言語を習ったらもう1つを失うわけではないと言われています。なので「日本語忘れちゃった〜」という人は英語もあまりうまく習得できていないことが多いです。これについては専門的なことをうまく説明できないのですが、のちほど関連記事を貼り付けます。

この画像はLanguage Aptitudeで検索して出てきたものを借用しました。

 

 

 

 

 

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