私の子育てと自分がされてきた子育てを比べ、Susan ForwardのToxic Parentsを引用しながら 今思っていることを 書いていきます。

 

 

言葉で子供を傷つける親
自分の子供を他の子供と比べることはよくあることだと思います。自分の子供を「お兄ちゃんは〜〜なのに、あなたは...」と兄弟姉妹感で比べることもよくあるのではないでしょうか。
またはっきりと「〇〇より▲▲のほうが....」と言わなくても態度やふだんの様子で子供が他者と比べられていると感じることは多いです。
大人が子供を比べる時、優位な方に「あなたは、他の子より〜〜だ」と褒めるより、劣っている方に「他の子は〜〜なのに、どうしてあなたは....」とネガティブな言葉を浴びせるほうが圧倒的に多いようです。
 
子供が親に言われて傷つく言葉はたくさんあります。言葉の暴力は身体的な暴力よりトラウマが大きいと言われています。親は子供に対して「バカ」とか「うそつき」とか「トロい」というような否定的な言葉を平気で使うことがあり、それが許されていることがよくあります。親にそういう言葉をあびせられている子供は他者にもそういう言葉をあびせるようになります。
 
自分の子供を「チビ」とか「あいつ」と呼ぶ親御さんがいます。「うちのチビが」とか「あいつはいつも乱暴で...」のように子供を呼ぶのですが、子供によってはそのように扱われていることで、いつのまにか自分がぞんざいに扱われていると感じるようになるそうです。そういう些細な言葉も子供にとっては小さな暴力になるのだということがToxic Parentsの中に書かれていました。そして最も残酷な言葉の暴力は子供に向かって「あなたなんて生まれてこなければよかったのに」ということだそうです。

 

私に当てはまること
私は超高齢出産で、望んで望んで生まれてきた子供なので、ただの一度も「この子が生まれてこなければよかった」と考えたことはありません。
 
けれど「生まれてきてくれただけでありがとう」という気持ちが いつしか「もっと〜〜してくれたら」とか「〜〜だったら」と期待値が高くなってしまっています。
 
講演会や学会では「子供同志を比べることはよくない」と言いつつ、自分の子供を他の子と比べてしまう自分がいます。
 
娘が小学校2年生の時、日本語補習校のさんすうのテストの成績があまりにも悪くてビックリして思わず涙が出てしまったことがありました。みんなが100点を取って当たり前の アメリカの小テストに慣れ切っていた私は、娘が半分も答えられなかったのがショックだったのです。さんすうだけでなく漢字のテストでも娘は苦労していました。それで私は「ママと一緒にがんばろう」と言って、家で何度もドリルをやったり練習をしました。ある日、お迎えに行ったら娘が先生に「テストをママに見せたくないと言った」と先生がそっと話してくれました。また悪い成績を取ってママが泣いちゃうと思ったのかもしれません。その頃からしばらく娘はテストがこわくて、テストの時には手が震えるようになってしまいました。
その後「大丈夫。点数が悪くてもママは怒ったりしないよ。」とどんなに言ってもダメでした。
 
娘がこうなってしまったのは私のせいで、どうしたらいいかと娘の現地校(アメリカの小学校)のカウンセラーに相談しました。彼は娘に「失敗してもいいんだよ」と言っていろいろなわざと失敗するアクティビティを教えてくれました。そして「失敗したらくやしいけど成功したらうれしい」と思う気持ちを育むように指導してくれました。小学校3年生くらいから少しずつ「成功する喜び」を知って、だんだんとテストに対する恐怖心がなくなってきました。
 
それでも時間制限があるテストや自分が十分準備していないテストは極度の緊張があるようで、これからも克服していかなくてはいけないようです。
 
私は言葉の暴力ではなく態度の暴力で娘を傷つけてしまったのだと深く反省しています。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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