先ほどの記事はちょっと論点がわかりづらかったかもしれないので、追記しようと思ったのですが、新しい記事にします。
 
英語学習の広告で「赤ちゃんが言葉を習うように」とか「文法を気にしないで自然と話せるように」というフレーズを目にします。
 
言語習得を研究している人は、子供の第一言語習得と大人の外国語(あるいは第二言語習得)は習得課程や方法が異なることは当然のこととして捉えていますが、一般的にはまだ浸透していないかもしれません。
 
時々「日本語って文法ないんですよね。」とか「日本語は文法なんて習わなくてもできるようになったんだから、英語だって文法なんて習う必要ないですよね。」という日本人の方に会います。「自然習得」か「学習」かの違いなんですが、日本語を自然習得した人は「日本語の文法」を意識したことがないかもしれません。
 
よくアメリカで子育てをしている日本人の方が、お子さんが高校や大学で日本語を習って「日本語文法」を説明してくれと言われてもできないと言います。ある文が正しいかどうかの判断は母語話者にはできますが、正しくない場合、どうして正しくないかを説明するのが難しいことがよくあります。
 
文法=ルールが頭に入っていれば、自分で文を生成することができ、新しい文法を習えば前の知識と統合して積み立て式のように習得していくことができます。ただしこれはある程度の年齢に達してからでないと非常に効率が悪いです。小さい子供の場合にはルールを教えず実践あるのみで教えた方が習得しやすいこともリサーチ結果として出ています。
 
自分の子供に自分の母語を教えるのに「教え方」をわざわざ学ぶ人はいないと思います。つまり誰でも「自然に教える」ことができるのです。でもそれができるのは子供が小さい時、つまり自然習得できる時だけで、別の言語で教育を受け、日本語を自然習得しなかった人には、文法=ルールを教えてあげたほうが効率がよく学習者本人の自己肯定感につながるということを言いたかったのですが、書き方があまりよくなかったかもしれません。
 
もし前の記事を読んで不快に思われた方がいたら申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

ランキングに参加しています。

クリックしてくださるとうれしいです。

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村