今回、日本に一時帰国するにあたり、いろいろと人間関係について考えさせられました。
私は幸か不幸か親の介護の経験がまったくありません。両親が共に早く亡くなったからです。
私の同世代の友人は、長いこと親御さんの介護をしたり、今も続けています。
海外に住んでいるので、普段は親戚づきあいもほとんどありません。
両親が亡くなってから結婚するまでの10年くらいは、いつも帰国の際には、大学時代の友人のところにお世話になっていました。
結婚してからも義実家というのは、どうしてものんびりはできず、たいてい学生時代からの友人のところに数日はおじゃましたり、一緒に旅行に行ったりしてきました。
その友人は、偶然にも夫のご先祖様のお墓がある街の近くに住んでいるので、いつも友人にお墓参りに連れて行ってもらったりしています。
もう家族以上にずっとつながっていて、ふだんはあまりやりとりをしないけれど、こうして日本で毎回会えるとほっとします。
こんなことを言うとバチが当たるかもしれませんが、日本に帰った時「本当に会いたい人」の選別が自ずとできてきました。
中には、ずっと仲良くしていたけれど、もう無理して会いにいかなくてもいいと思う人もいます。
まずできれば会いたくない人は
いつも忙しい人
「忙しい人」というのは、自分で自分の時間や行動が管理できていない人だと思います。
私も自分の授業がある時は、絶対にキャンセルできないので、たまたま私に会いたいと言ってくれる人のスケジュールが自分の勤務時間(授業)と重なると会うことはできません。
それから、私は車の運転が苦手なので、遠いところでしか会えない、とか迎えに来てくれないと会えない、という人には会いに行くことができないこともあります。
でも、比較的 時間には余裕があるし、可能であれば公共交通機関を使ったり、タクシーに乗ってでも会いたい人とは会いたいという努力はします。
これまで、数回、日本にいる友人に会おうとして、わざわざその人がいる町まで行ったこともあるのですが、様々な理由で会えなかった人にはもう無理して会おうとしないでいいと思うことにしました。
私がまだ独身だった時「子供の行事があるから」と言って、なかなか会えない人がいました。
自分に子供ができて、子供の行事は自分では変えられないから、それはしょうがないと思うようになりました。自分ではどうにもならない用事があっても「その日は会えないけど、他の日は?」と代替案を出してくれた人とは今もつながっています。
コロナ禍で、人と会うことが極端に少なくなった今、できることなら、本当に会いたい人とだけ会う人生を送れたら と考えるようになりました。
