我が子が初めて日本に行ったのは3歳の時で、夏の間中、義両親の軽井沢の家ですごし、児童館や公園に連れていってもらいました。4歳の冬に日本に行った時、軽井沢の近くの公園で2組の家族と会いました。同年代のお子さんがいたので、一緒に遊んでもらいました。

夫と義母がそのご家族と連絡先を交換して「また日本に帰ってきた時は遊んでください」と言っておいたのですが、それから再会することはありませんでした。

同じ時期に私の友人のマンションのゲストルームに2日ほど滞在させてもらってそのマンションの公園で遊びました。

ここでも同年代の女の子のグループを見つけ、一緒に遊んでもらおうとしました。

みんな幼稚園生のようで、バスから降りてきてお母さんにバッグを渡すと制服のまま、遊んでいました。

お母さんたちは集まっておしゃべりをしています。

私はお母さんの輪に入れてもらうのも変だし、かといってアメリカから来たばかりの4歳児を1人で公園においておくこともできず、子供たちの近くにいました。

 

びっくりしたのが、もうその幼稚園児の間には上下関係があり、ボスのような女の子が他の女の子にいろいろ命令したり、思いっきりつねったりしていたことです。

私が「そんなことしちゃダメよ。」とボスっ子を叱ると、その幼稚園児が「うっせーな。」と言いました。

他の子はただただ その女の子の言いなりです。

 

日本語がよくわからない(というか英語もよくわかっていなかった)娘はとにかくマイペースでその子の言うことなんて全然聞きません。

それでも親である私が近くにいるせいかそのボスっ子はウチの娘には何も言いませんでした。

そのうち、ちょっと大きい(といっても小学1年生くらい)の男の子のグループがきました。

おそらくこの幼稚園児のグループのお兄ちゃんがいたのだと思います。

 

男の子のグループはお母さんたちがしゃべっているすべり台の近くで遊び始めました。

すると女の子のボスが「あっちで遊ぼう」とお花や木があるほうにみんなを連れて行きました。

 

我が子は相変わらずマイペースで、まだすべり台の近くで遊んでいて、お兄ちゃんグループと一緒に遊ぼうとしました。

男の子の1人がなんか言って、娘を女の子のグループの方にいかせようとしました。

 

ここでは暗黙のルールのようなものがあって、上のお兄ちゃんが遊び出したら譲るようになっていたのかもしれません。

 

娘は無視してしばらく遊具で遊び、女の子がお花を摘み始めたのでそちらに移動しました。

私はちょっと距離を置いて見ていました。

そこで娘は女の子グループに仲間に入れてもらえなかったか、お花をもらえなかったか、で泣き出し、ママたちのグループのところに行って「あのお姉ちゃんたち、いじわるだよ〜。」と大声で叫びました。

 

ヤバイ、それって日本の公園の掟破りガーン

 

私は「すみません。アメリカから遊びに来て、今日だけゲストルームに泊まっているんです。言葉がわからないので、誤解があったかもしれません。」とお母さんたちに謝り、娘を追いかけてゲストルームに戻りました。

 

しばらくゲストルームでTVを見せて泣き止んだので、近くのセブンイレブンにおやつでも買いに行こうかと外に出ると、さっきのお母さんグループの1人とつねられていた女の子とワンちゃんが散歩していました。

 

お母さんが「さっきはありがとうございました。」と言ってくれたので、この人は本当はボスっ子にいじめられている自分の子供をなんとかしてあげたいけどできないでいたのかな、と思いました。

 

公園のいじめっ子対策には「日本語がよくわからないが自己主張だけはしっかりできるバイリンガル女子」が役立つかもしれませんね。

 

 

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