昨日、バイリンガル教育の学会で、研究発表をしました。
ZOOMによる発表は聞いている方の反応が見えにくく、やっぱり対面で話がしたいな〜と思いましたが、世界中の方が気軽に集まれて意見が聞けるのは、オンライン会議の強みだと思いました。
私はロサンゼルスの日本語使用状況、日本人コミュニティのバイリンガルに対する意識などの調査結果を発表しました。
アンケートやインタビュー調査のくわしい結果は、のちに本の一部として出版されるので、ここにはまだ書きませんが、自分の調査の前準備としてちょっとロサンゼルスについて調べてみたので、ここにご紹介します。
ロサンゼルス地区(5つの群を総合してGreater Los Angeles Areaと呼ぶ)には、ロサンゼルスカウンティ、オレンジカウンティ、サンベルナンディーノカウンティ、リバーサイドカウンティ、ベンチュラカウンティが含まれます。
この地区では約8万人が「家庭内で日本語を話す」と2017年の国勢調査で答えています。
この数を多いと感じるか少ないと感じるかは、人によって違うと思いますが、この地区で、日本語話者の家族が子供を通わせている「日本語補習校」の在籍者数は、世界一です。
また補習校以外にも、日本語学校が(日本領事館に登録されている学校だけでも)20校以上あります。
公立小学校で、日本語で勉強できる 日本語イマージョンプログラムが3校(グレンデール学校区に2校、カルバーシティ学校区に1校)あり、全日制の日本人学校(西大和学園)もあります。
アメリカブログで活躍されているブロガーの皆さんが毎日のようにご紹介しているように、ロサンゼルス地区には日本食レストランが2350軒もあり(JETRO 2015の調査結果)日系スーパーも大手だけで15店舗あります。
こういう環境は、世界の他の地域で、日本人がほとんどいないところで「日本語教育」をしようとしている方々からしたら「なんて恵まれているの」と思われるかもしれませんが、実際にロサンゼルスでバイリンガル子育てをしている方、子育てが終わった方にお話を聞くと、いろいろな苦労があるようです。
今、こうしたコロナ禍の中、オンラインによる授業の選択肢も増え、これからはもっとみんなに教育の機会が行き渡ることを期待していますが、「海外での日本語子育て」 本当に様々なドラマがあるのだな〜と実感しました。
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