昨日、30年近く前のホームステイ先での小さい子供との思い出を書いたら、急にその頃のホームステイの思い出が蘇ってきたので、何回かに分けて書いてみようと思います。

 

私がホームステイの引率の仕事で初めて行った先は、メキシコとの国境近くのチュラビスタという街でした。「ロサンゼルス近郊ホームステイ」というツアー名でディズニーランドやロサンゼルス市内観光もついていましたが、「近郊」というにはかなり無理がある場所でした。20人くらいの中学生を引率しましたが、その子たちは全国から集まっていて、男女の比率が同じくらいでした。

今では考えられないくらい高価なツアーで、親御さんはかなり裕福だったと思います。このツアーは私のお給料もよく20歳前半の私にとってはとてもいいアルバイトでした。

 

 

昨日も書いた通り、私がステイしたのは老夫婦の家でした。老夫婦と言っても今の私くらいの年齢だったかもしれません💦

ご主人は、私がステイした年に大学院でPhD(博士号)を取ったと言っていました。その頃、アメリカの大学院のことを何も知らなかった私は「アメリカはこんな歳をとってからでも大学にもどって勉強できるんだ」と感心しました。そのご主人はPhDが取れたことがとても嬉しかったらしく、レストランでWailint Listに自分の名前を書く時にも Dr.〜と書いていました。

 

チュラビスタはメキシコにとても近いので、ある週末、このご夫婦が私をメキシコに連れて行ってくれると言いました。

メキシコの国境は車で通ると渋滞で時間がかかるので、ツアーの場合は、国境の手前で車を降りて歩いて国境を越え、メキシコ側にはちがうツアーバスが待っていてそれに乗ることがよくあります。

 

この時はホストファミリーの知り合いのメキシコ人家族が一緒に連れて行ってくれるということで、みんなで車で行きました。

ホストマザーに「Bathing suitsを持ってきてね」と言われてなんのことかわからなかったのですが、Bathing suits=水着でした。

 

メキシコの国境を越えて、ホストファミリーのメキシコ人家族の知り合いのお宅にうかがい、そこでプールに入ってメキシコ料理をごちそうになりました。そして、また大渋滞の中を帰ってきたのですが、街を観光したわけでもなくお土産を買ったわけでもなく「うん? このお出かけは何だったんだろう?」と思いましたが、ホストファミリーにしてみたら「はるばる日本から来たのだからメキシコにも連れて行ってあげよう」と思ってくださったのでしょう。ごちゃごちゃして汚いティワナの街より、小ぎれいな友人宅のプールでのんびりしたほうが優雅でいいわ、とアレンジしてくださったんだと思います。

 

今、自分がロサンゼルスに住んで、日本から友人が来たら同じことを考えると思います。汚いハリウッドや危なそうなバーには行かず、のんびりとうちのプールですごしてほしいのですが、その時は「観光したかったな〜」と思いました。

 

このツアーは参加者がみんな中学生で、今の娘と同じくらいですが、ほとんどが初めての海外旅行でしかも英語力も全然ない子たちだったので、いろいろたいへんなことがありました。

 

人種の問題などもあり、今 考えると よくホストファミリーも許してくれたな〜と思います。

私たちを受け入れてくれた人たちが日本嫌いになっていないことを祈っています。

 

 

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