我が子は、日本の小学校の社会を勉強したことがほとんどありません。
娘が小6まで通った日本語補習校は、4年生から「社会」と「理科」のどちらかを選択することになっていて、娘は理科を選びました。これは大正解だったと思います。
...というのも、日本の小学校で使われている社会の教科書をアメリカに住んでいる子供が習っても、なんだかな〜、と言う内容が多すぎるからです。
6年生の「日本の歴史」は、習っておいて損はないし、興味も持ちやすいかもしれませんが、それも「役に立つ」かどうかと聞かれると首をかしげます。
今、私は4年生を教えているのですが、4年生の社会は今まで、火事 地震 事故・事件 からくらしを守ることについて、水やごみの処理について だったので、それなりにロサンゼルスの状況に置き換えても有益な情報があったと思います。
ここへ来て、新しく「きょう土のはってんにつくす」という単元に入り、なぜか熊本の通潤橋と、それにまつわる話が延々と続きます。
え〜と、これをロサンゼルスに住む、日本語が母語じゃない4年生に教えるためには...
「きょうど」って何ですか。
「はってん」って何ですか。
から始めたのですが、そこから無理やり「郷土の発展につくした人はだれ?」につなげるのは無謀で、ましてや突然「熊本県って知ってる? そこに山都町ってところがあって、そこに通潤橋ってのがあって...」なんて言っても まずは
つうじゅんきょう
の発音に時間を費やさなくちゃってレベルです。
そして出てくる「石工」という職業。今もいらっしゃるんでしょうか、石工さん。
では、ロサンゼルスの発展に尽くした人は誰でしょう?
おそらくロサンゼルスはハリウッドの存在で、世界的に有名になり、経済的にも発展したのだと思いますが、ロサンゼルスの小学校では、開拓者の歴史とか移民の流れなどを4年生で習い、ロサンゼルス=映画(ハリウッド)のような流れはありません。
歴史が短いのに、無理やり古いところを押さえようとしている感がありありと感じられます。
日本でもアメリカでも6年生は「歴史」がメインになっているようですが、そこに行きつくまでに「地域の歴史をちょっとナメておく」必要があるようです。
日本の小学校でも 全国津々浦々、熊本の通潤橋 習っているのかな〜。
すみませんが、教科書のこの部分、(少なくとも海外では)バッサリ外させていただきたいです。
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